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高羽そらさんインタビュー

ガストンとの対話 Vol.61

ガストンさん、今日で2014年が終わりです。今年の秋口からこの対話が始まりましたが、残り40回を切りました。

「わはは、お前たち人間は始まりとか終わりという言葉が好きだな!」

そりゃ時間の世界に生きているから仕方ないですよ。特に日本人は、「もの」の始めとけじめを大切にする民族ですからね。

「残りが40回を切ったと言っておるが、お前さんが今日死んだらどうする? これが最後かもしれんぞ」

もう、またそんな身も蓋もないことを言うんだから……。

「お前さんが過去のブログで書いていた通り、この世界の出来事には始まりがあり終わりがある。それを意識することは大切だ」

えぇ、あなたのおっしゃている意味はわかります。いつ始まるのかわからなければ、いつ終わるかもわかりませんからね。

「そうだな。初めて食事をした日があれば、最後の食事がある。初めて眠った日があれば、最後に眠る日もある。一緒に暮らす家族におはようと初めて言った日があれば、それが最後になるおはようがある。日々を漫然と生きていれば、突然やってくる終わりに気づいて茫然自失となるであろうな」

だからこそ一期一会という言葉が尊ばれるのでしょう。一年の終わりと始まりを意識するこの時期、自分の人生における始まりと終わりについて意識することは大切ですね。

「なぜ始まりと終わりと意識することが大切なのか、理解しているか?」

悔いのない人生を送るためだと思います。今日が自分にとって最後の日だと思えば、何事にも全力で向き合い、感謝の思いを持つことができるでしょう。

「確かにそうだ。だがもっと大切なことがある」

もっと大切なこと……?

「始まる前から存在していて、終わりを迎えても存在するものを見つけることだよ!」

あっ、そうか!

「現実世界の目に見える現象は、すべて始まりと終わりがある。だがそれらは幻想だ。始まりと終わりの世界で、始まりでも終わりでもない「もの」を見つけ出すことが人生の究極的な目的だ。不生不滅という「言葉」を知ることが目的ではない。それ「そのもの」になることが人生において求められていることだ」

本当にそうだと思います。一年の終わりを迎えて、しっかり心に刻んでおきますね。また来年もよろしくお願いします。

「わはは、今日がお前さんの最後の日でなかったらな!」

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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