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高羽そらさんインタビュー

「かぶく」という生き方

今朝はいつもの時間に目が覚めたはずなのに、外は真っ暗。まだ夜明け前だと勘違いしましたが、厚い雲のせいで暗かったのですね。その後は雨が降り出しまして、今日は傘をさす覚悟で買い物と散歩に出かけました。

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家を出た直後はこんな天気でした。でも幸い、予報されていた強い風は吹いていません。このあたりは冬型になると、台風かと思うような六甲おろしが吹きつけます。買い物から戻るお昼前にはかなりの強風が吹き出しましたが、何とか無事に往復してくることができました。

夕方になって雨はやんできましたが、風はかなり強いよう。明日からはまた寒くなりそうですね。

さてこの時期になるとNHKの大河ドラマが始まります。毎年第1話は見るようにしています。それから1年を通して見るかを決めるのです。強い興味を持っている時代がありましたが、ここ数年はほぼ第1回でゴメンなさいという状態でした。

今年は『花燃ゆ』は吉田松陰の末妹である、杉文が主人公。私の大好きな幕末のドラマですから、当然ながら録画しました。全く期待せずにですが……。ネットでの情報を見ていると、かなり低い視聴率のスタートだったとか。

さっそく今日見たのですが、うん、今年は面白い!と素直に感じました。私が吉田松陰という人物が好きなこともありますが、その妹を主人公にしたのはとても素晴らしい視点ですね。第1話の1時間ヴァージョンを見て、とても感動してしまいました。

人はなぜ学ぶのか? この問いに対して答えを見つけようとする、若き日の吉田松陰である吉田寅次郎と小田村伊之助のやり取りに心が動かされました。いい雰囲気で始まりました。今年は1年をかけて見るような予感がします。

1年を通してということで思い出しましたが、年明けから歌舞伎俳優のドキュメントに見入っていました。最初は中村勘九郎一家の1年を追いかけたドキュメント。そして昨日は大ファンである市川海老蔵一家のドキュメントをじっくり見ました。楽しみにしていたのですよね〜!

中村勘三郎と市川團十郎という父を同じ時期に亡くした二人は、それぞれの血脈を受け継ぐために日々を真剣に生きておられます。タイプの違う二人ですが、私はどちらも大好きです。中村七之助という弟に支えられて奮闘している勘九郎さんも素晴らしいですが、一人で市川宗家の重みを背負っている海老蔵さんの孤高の姿も大好きです。

特に海老蔵さんの二人の子供たちが、可愛くて、可愛くて。ブログで毎日姿を見ていますが、動く姿を見ているのも楽しかったです。子供ができてから、海老蔵さんは本当に変わられました。昨日のドキュメントを見ていて、その決心の強さにもらい泣きしましたからね……expression/eps_emoji_017.gif

歌舞伎という言葉は、「かぶく」という常道を外れた振る舞いをする、人目につくような変わった身なりや態度をするという動詞に、江戸期の漢学者が「歌舞伎」という文字を当てるようになったことから、演劇の性格が定まるようになった。動詞が名詞になったのである、と海老蔵さんが読まれている本に書かれてありました。

役者ではありませんが、吉田松陰という人物を私が好きなのは、彼の考え方や行動が「かぶい」ていたからなのかもしれません。人と同じことをしていれば、新しいことを成し得ることができないでしょう。獄死という運命が待っていても自説を曲げなかった松陰の姿に、私はソクラテスと同じものを感じています。

「かぶく」という生き方に憧れています。本物の変人になりたいと思っています。でも、私はまだまだですね。自意識過剰で、人にどう思われているかを気にする小さい人間です。自分の行動や発した言葉で誰か傷つく人がいないか気にして、自己嫌悪になっているのですからね。

吉田松陰に関する本を読み漁ってみようかな。ドラマをきっかけにして、さらに興味が湧いてきました。「かぶく」という生き方、ぜひ具現化したいものです!

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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