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高羽そらさんインタビュー

正しく生きる

3月になったとはいえ、今日は冬型の冷たい風が吹いています。春のお彼岸までは、まだ冬を感じる気候が続くのでしょう。それでも今日は足を伸ばして、昨日作成した所得税の確定申告所を提出してきました。

買い物と散歩を兼ねて、妻と隣町まで散歩しました。ファミレスでランチをしてから、税務署に立ち寄って、買い物を済ませて帰って来ました。その隣町の最寄駅は阪急電車の王子公園という駅ですが、駅前にある神戸市立王子動物園はこれから暖かくなると家族連れで賑わいますね。その近くに水道筋商店街というアーケード街があります。

昭和の香りが残された、どこか懐かしい雰囲気を感じさせる商店街です。昔ながらの八百屋さんや喫茶店がいくつもあります。そんな喫茶店の前で可愛いゴリラを発見。

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こんなぬいぐるみがとてもよく似合う商店街です。もっと近くにあれば頻繁に行きたいのですけれどね。温泉の銭湯もありますよ!

さて昨日読了した本の紹介です。

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『講孟余話 吉田松陰、かく語りき』吉田松陰 著という本です。

『講孟余話』は、(こうもうよわ)と読みます。幕末に吉田松陰がペリーの黒船に乗り込もうとした事件は有名ですが、その後長州藩で野山獄という刑務所に収監されることになります。その野山獄に同じく収監されている人たちに、松陰は孟子について講義することになります。

野山獄を出ることが許されて自宅蟄居の身になりますが、せっかくの素晴らしい講義の続きを聞きたいということで、松陰こと寅次郎の父の百合之助、そして兄の梅太郎に対してその講義を続けたそうです。松下村塾の始りですね。その講義の内容をまとめたものを、松陰自身が書きとめたものです。

なぜこのような本を読もうと思ったかと言いますと、現在放送されている大河ドラマの『花燃ゆ』の影響です。ここ数年は大河ドラマが面白くなくて、途中で挫折していました。ところが今年の大河ドラマは面白くて、毎週欠かさず見ています。そして毎週感動して、ウルウルしています。

伊勢谷友介さんの演じる吉田松陰は最高ですね。歴史の教科書で見る吉田松陰の姿は、どう見ても中年のオジさんにしか見えません。でも安政の大獄で処刑されたときは、満29歳だったのです。まだ若者ですよね。伊勢谷さんの松陰を見てその若さに感動して、その思想を知りたいと思ったのがきっかけです。

原文は難しくてなかなか読めませんが、編訳を担当された松浦さんが現代語訳してくださっているのですんなりと読むことができました。そしてその奥深さに感動して、ますます吉田松陰という人物が好きになりました。

この本を通じて松陰が語っているのは「正しく生きる」ことです。何かを学ぶにしても、政治に携わるにしても、「正しく生きる」ことが必要だと説いています。それは「自己の利益」を考えることではなく、「愛と正義」を考えて行動することだと言っています。

そして「志し」を持つことの大切さも強く訴えています。そういえば先週の大河ドラマで、松陰こと寅次郎が高杉晋作に対して言ったセリフがあります。

「あなたの志しは、何でしょうか?」

そのことがきっかけで高杉晋作は松下村塾の塾生となるわけですが、そのセリフの重要性がよくわかりました。よく勉強された脚本だったのですね。ますます松陰のことが知りたくなりましたので、さらに別の本を図書館で予約しています。小説もいくつか書かれているようですので、順次読破していこうと思っています。

ただこの本で少しだけ苦笑することがありました。松陰の文章のあとに、解説的な意味で訳者の松浦さんの言葉があります。そのあまりにも強い「右寄り」の発言に慣れるまで苦笑いの連続でした。よくよく経歴を見てみますと、皇學館大学の教授で、神道学の博士号を持っておられる方だと知って納得。正論も多いのですが、かなり過激なのである意味面白かったです。

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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