[gtranslate]
高羽そらさんインタビュー

マイルドヤンキーがわかった!

昨日は晴天に誘われて梅を見に行きましたが、今日は朝から曇り空。午後からは雨がシトシトと降り続いています。

それでも雨は午前中に降るのを我慢してくれましたから、傘なしで買い物と散歩をすることができました。ランチの後しばらくすると雨が降り出しましので、私の晴れ男は健在です。

昨日奇跡的に購入できた食パンは、今日の朝食とオヤツでいただきました。マジで美味しかったです!

トーストすると外はカリッとして中はモチモチ。生地は言葉にできないほど絶品の美味しさでした。我が家の近くに神戸で一番美味しいと自負するパン屋さんがあるのですが、食パンに関しては昨日のお店のほうが美味しいです。

昨日行った岡本の梅園の近くには、有名な桜の名所があります。そこは水上勉の『桜守』という小説のモデルとなった邸宅跡の公園です。その名も「桜守公園」と言いまして、いろいろな種類の桜の木が植えられた公園です。場所をチエックしておきましたので、来月にはお花見の新コースとして我が家での採用が決定しました。その時は、またまたこの食パンをゲットしたいと思っています。

さて、昨晩読了した本の紹介です。

IMG_2386

 

『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』原田曜平 著という本です。

最近ネットで「マイルドヤンキー」という言葉を見かけるようになりました。新しい言葉は調べるようにしているのですが、最初聞いたときは意味が全くわかりませんでした。そこでその「マイルドヤンキー」について知りたいと思い、この言葉を世間に広めた原田さんの著書を読みました。

原田さんは博報堂で若者について研究されている方で、その世代に向けたマーケットや商品開発を手がけておられます。「さとり世代」という言葉や「女子力男子」という言葉を発明されたのも原田さんです。この本を読んで、ようやく「マイルドヤンキー」の正体がわかりました!

私が中学生や高校生の頃はヤンキーが全盛時代でした。校内暴力という言葉が各地で取り上げられ、日本中に暴走族があふれていました。実はそういうヤンキーと言われる人物たちと私はとても仲が良く、高校生の頃には間違いなく私もヤンキーの一員だったと思います。

髪の毛はリーゼントで固めて、学生服の上着の裏地は龍の模様。ズボンはボンタンと呼ばれる幅広のスタイルが定番でした。タバコやお酒は当たり前で、シンナーやボンドを常習的に吸っている友人もいました。地域の主導権を狙った暴走族同士やヤンキー同士の喧嘩は絶えずあり、応援に来てくれと声をかけられたこともあります。

ところがそういったかつてのヤンキーは、既に絶滅危惧種とのこと。いわゆる不良という存在はいるのですが、全体的にいい人が多く、優しくマイルドになり、犯罪に手を染める人も減っているそうです。社会や大人への反抗心をむき出しにする人もめったにいない。そういう意味でマイルドになっているそうです。

さらにその「マイルドヤンキー」は二つに分かれるとのこと。一つは「残存ヤンキー」と呼ばれて、昔のヤンキーの面影を残している人たちです。かなり数は少ないとのこと。もう一つは「地元族」と呼ばれている人たちで、見た目にも昔のヤンキーでは全くないそうです。

「地元族」は人間関係が狭く、中学校時代などの少人数の地元友達とつるみ、地元のファミレスや居酒屋、そして仲間の家でダラダラ過ごすのが大好きです。地元で仕事を見つけて、自宅から半径5Km以内で1年のほとんどを過ごすとのこと。都会や外国に飛び出して、自分の限界に挑戦しようなどという気持ちは全くないそうです。

私が子供の頃はまだ高度経済成長の名残が存在していて、その後にはバブルの時代もありました。頑張れば成功できるという世界が見えていたのですね。ところが現在は長い不況が続き、終身雇用も過去の制度になりつつあります。ただでさえマイナスになりがちな世界で、現状維持できることは実質的にプラスであるという認識です。だから現在の友人や環境を守ることが生きる目的であり、変化のないことが楽しいと感じている世代だそうです。

とても面白くて興味深い本でした。そうした世代はある意味消費意欲もあり、地元で一戸建てを買おうとしていたり、友人や家族で乗れるミニバン等の自動車を求めているそうです。私のような元ヤンキーには理解できない生き方であるのですが、世の中が動いているのがよくわかりますね。

時代というのはこうして変化しているものです。自分の若い頃はあぁだったと今の世代を否定するのではなく、現代の生き方を理解することで新しい提案をしていけると思います。自分の視野を固定せずに、広げていく必要性を感じさせてくれる本でした。

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る


インタビュー特集もっと見る

 

高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

プロフィール画像

高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

プロフィール詳細 »

読者になる

このブログの更新情報が届きます。

高羽そら|たかはそら(作家、小説家)カレンダー

2015年3月
« 2月   4月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

高羽そら|たかはそら(作家、小説家)アーカイブス

高羽そら|たかはそら(作家、小説家)QRコード

ブログモバイル版

高羽そら|たかはそら(作家、小説家)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp
/official/sora_takaha/