デフォルト値を底上げする
日替わりで天気が変化するので、昨日と違い今日は朝から弱い雨。お昼前後には時おり日差しも見えましたが、雲の多い１日でした。
昨日の散歩中に見つけた、白い花水木の大木です。いつも行くスーパーの近くの公園に植えられています。この後の天気予報は雨ですので、明日会う時には春の雨に濡れているかもしれませんね。またそれも綺麗でしょう。
今日はひたすら自宅にこもって、作業に没頭していました。どんよりした空を見ていると眠気に襲われますが、そんなときはサクッと眠ってから再び活動開始です。怠け心がくびをもたげてきた時、私がいつも心に思い浮かべることがあります。
それは一流と呼ばれている人が、どのようにして日々を過ごしているかです。ネット社会になったことによって、マスメディアを通じてではなく、本人の言葉で直接にメッセージを受け取ることができるようになってきました。ブログやTwitter等がその役目を担っています。
もちろんそうした人の行動や考え方の全てが、そこで語られているわけではありません。しかし、その一端を知るだけでも刺激になります。そんな一流の人物だと私が思う人たちに共通していること。それは、
本当に自分のやりたい事をやっている。
やりたい事に関して、圧倒的な努力を続けている。
ということだと確信しています。歌舞伎役者の市川海老蔵さんは、舞台のある日でもない日でも、肉体のトレーニングを欠かすことがありません。ストイックなまでに身体を鍛えておられます。それはたった一つの動作、所作を円滑に舞台で披露するための努力です。
堀江貴文さんの情報収集力は半端ではありません。ジムで走りながらも、スマホで情報収集されています。別に特別な情報を仕入れておられるわけではありません。スマホのニュースアプリ等で知ることのできるものばかりです。でもそれを長時間に亘って続けることは、並大抵ではありません。そして得た情報を自分のものにして、アウトプットすることに全力を注がれます。しかしお二人に共通しているのは、それが当たり前のことであるということです。
ことしの３月までLINEの社長をされていた森川さんの「755」をフォローしていますが、先日こんなことを言っておられました。
「人生において一番の失敗は、やりたい事をやらないこと」
シンプルですが、そうでない方が圧倒的に多いと思います。できない理由を並べ立てることはできても、実際にやろうとはしない。やりたいことをやるというのは、森川さんにとって当たり前のことなのでしょう。
この「当たり前」という言葉。これは人によって大きく違います。コンピューター用語で言えば、デフォルト値と言っていいでしょう。自分にとってのデフォ値がどのようなものであるか、私たちはありのままに知る必要があります。
ある時期頑張れても、疲れてやる気がなくなるかもしれません。挑戦しても失敗して、意欲を失うこともあるでしょう。あるいは努力を続けようと思っても、怠け心が湧いてくることもあります。そうした時、私たちは自分のデフォ値に戻ります。コンピューターのカスタマイズをリセットするかのように、標準だと考える自分に戻ってしまいます。
ところがそのデフォ値がいつまでも同じなら、同じ場所を行ったり来たりするだけです。いつも同じスタートラインに立って、またそこから努力を重ねることになってしまいます。一流の方が日々継続して続けられている圧倒的な努力。それは自分のデフォ値を底上げすることではないでしょうか？
自分にとっての「当たり前」を変えていかない限り、常に古い「当たり前」に戻ることになります。以前の私にとって、ブログを１日に１つ更新することがデフォ値でした。しかし今では１日に３つ更新することがデフォ値になっています。１日に１冊の本を読もうとするのも、今の私のデフォ値です。
どうでもいいような内容だと思われるかもしれませんが、そうした小さな積み重ねで自分の「当たり前」を変えていくことが必要だと思っています。今日の午後は睡魔に襲われながら、そんなことを考えていました。もっと、もっと自分の「当たり前」を変えていくべきだと痛感しています！
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