綺麗にするから、大切にできる
今日は全国的に夏日の地域が多いとのこと。北海道でも夏日を記録したそうですね。神戸も平年より気温が高いのかな? 自宅に引きこもっているとよくわかりません。4月になっていろいろな花を楽しみましたが、いよいよ実を成す季節になってきたのかもしれません。
昨日の散歩中に見つけたサクランボです。美味しそうに色づいていますね。
梅の実も発見しました。もし一戸建てに住んで木を植えるとしたら、実のなる木がいいなぁ。
さて今日も春の大掃除で、「オオモノ」を片付けました。台所のコンロ等の分解掃除です。大掃除最大の難所と言っていいものです。
なにしろコンロの内側がむき出しになるほど、ネジを外してバラバラに分解しちゃいますからね〜。分解したものをバルコニーのスロップシンクで洗いますが、暖かいのでとても気持ち良く掃除をすることができました。
これで換気扇と台所の掃除が終了したわけですが、こうなると我が家の食事のメニューに影響が出てきます。せっかく綺麗にしたからということで、極力コンロが汚れにくいメニュー選択になります。おまけに料理するときも、周囲にこぼしたりしないよう、笑えるほど慎重になるのですよね〜
次の秋の大掃除が近づく頃は、あまり気にしなくなります。ちょっとくらい汚れてもいいかなぁと思ってしまうからですね。でもしばらくは綺麗を維持したいと思いますから、大切にキッチンを使うことになります。綺麗にするからこそ、大切にできるのでしょう。
大掃除の基本は不要なものを捨てる、そして汚れを落とすということです。不要なものを捨てることで、新しいものが入るスペースが生まれます。さらに汚れを落とすことで、愛情を持って大切に使うことができます。
これは人間の心でも、全く同じことです。過去の後悔や未来の不安で心をいっぱいにしていると、「今」やってきた新しいものに気づきませんし、万が一気づいたとしても収納するスペースがありません。さらに心がそうしたもので雑然としていると、自分に対する愛情も薄れ、ぞんざいに扱うようになってしまいます。
心の中から必要のないものを手放してしまう。そして長い人生をかけてついてきた汚れを定期的に落とす。そうすることで、日々を気持ち良く、自分を愛して過ごすことができます。私たちが掃除から学ぶことは、実は決して少なくないのです。
それでもどうしても取れない汚れが出てきます。今日もコンロの五徳を掃除していましたが、焼け付いて取れない汚れがあります。そんな時はそれを取ることに固執しないことですね。何も真っさらにする必要はないのです。
人間の心も同じです。どうしても取れないものがあります。それはそれで受け入れちゃいましょう。それが「個性」というものです。新品の心にはない私だけの個性として、大切にしてあげることが一番です。不必要な汚れを取り除くと、そんな愛すべき個性が見えてくるはずです。
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