明晰夢を見る方法
今日も朝からドップリと仕事に集中しています。食事時間以外はパソコンと向き合っています。
もう１日朝のブログをお休みして、月曜日からは通常モードに戻る予定です。といっても仕事はまだまだ終わりませんが
ちょっと一休みを兼ねてブログを書いています。先日『明晰夢でやるべきこと』というタイトルのブログを書きました。そのとき、Facebookで効率的に明晰夢を見る方法を知りたいとのコメントをいだだきました。せっかくですので、このブログでもう少し詳しく書いておこうと思います。
と言いましても『夢で会える 体外離脱入門』という私の本に書かれていることと同じです。読まれた方にとってはご存知の内容だと思います。
ただしこの本、かなり入手困難になっているようです。ほぼ在庫がなく、Amazonでは中古品しか取り扱っていません。定価より高い金額で購入していただいている方を見ると、何だか申し訳ない気持ちになります。電子書籍なら、在庫も増刷も関係ないのですけれどね〜！
ハート出版さん、増刷してくださ〜〜い！
さて効率的に明晰夢を見る方法ですが、残念ながらありません。必要なのは、ひたすら根気です。その根気を使って、たった一つの言葉を夢の中で引き出すことが必要になります。その言葉とは。
『これは夢ではないのか？』
夢の中でこの問いを発することができれば、そこからは明晰夢の世界です。物理的な制約を超えて、自由にその世界を楽しんでください。
大まかに言いますと２つの方法があります。
その一つは、人間の癖を利用することです。どんなことでもいいですから、何か意識して行う行動を考えてください。どこでも簡単にできることです。私の場合は、両方の手のひらを見ることを癖にしました。時間の許す限り、何度も、何度も、その行動を続けてください。ひたすら根気です。
だからあまり人が見ても怪しまれないものがいいですね。舌を出すとか、白目をむくとかをチョイスすると、変な人だと思われてしまいます
いつでもできて、目立たないものがいいでしょう。無意識にやってしまうほど、完全な癖になるまで続けてください。
そのときに同時に行う大切なことがあります。その癖を行うときに「これは夢ではないか？」と自分の心で言うことです。つまり癖とその問いを完全にセットにしてしまうことが必要です。
人間の習慣は強烈です。「無くて七癖」と言うくらいですから、一度習慣になると無意識にやってしまいます。それが狙いです。そこまで習慣化すると、夢の中でもついやってしまいます。そうするとお分かりですね？ 「これは夢ではないのか？」という問いを夢の中で発することができます。
もう一つは自分の夢のパターンを熟知することです。何度も見る夢のパターンがあるはずです。トイレに行く夢や、誰かに追いかけられる夢、仕事に追われている夢等です。そのために夢日記をつけることをお勧めします。
夢は起きたらすぐに忘れますから、枕元にメモを用意してください。何か一言ヒントになることを書いておくだけで、夢の全貌を思い出せるようになります。そうして夢日記をつけていると、繰り返し見る夢があるのに気づくはずです。
これは確率を利用する方法です。何度も見る夢を自覚することで、それが夢だと気づく方法です。このシチュエーションのときは完全に夢なんだ、と瞬時に思えるようになるまで印象付けをする必要があります。ここでも登場するのが根気です。ひたすら日記をつけて、ひたすらその夢のイメージを強化するのです。
夢というのは、どれだけ荒唐無稽でも変だと思いません。裸で歩いていて恥ずかしいと思いつつ、夢だと気がつかないものです。こんなことありえへん〜、というようなことでも不思議だと思いません。でも何度も出て来る夢を意識に焼き付けると、そのような状態から突破するきっかけをくれます。「これは夢ではないのか？」という問いを発することができるようになります。
私の場合は変なトイレの夢と、誰かに追いかけれれている夢が多いです。こんなトイレあるわけない、と思いながら夢だと気がつきます。あるいは追いかけられて階段を降りるとき、早く逃げたいので何段か飛ばして階段を降ります。そのうち考えられないほどの距離を一気に飛び降りた瞬間、夢だと気がつきます。
とにかく根気です。人生と同じで、諦めたらそこで終了です。
そしてもう一つヒントを。時間帯は明け方になるほど有利です。人間は睡眠に入ると、最初のうちは夢を見ないノンレム睡眠が中心になります。ところが朝になるに従って、圧倒的に夢をみるレム睡眠の割合が増えてきます。明け方に二度寝すると、夢をみる確率が高くなります。
根気よくトライしながらも、夢を見る確率の高い時間帯を意識する。そうすることで、明晰夢を体験することができるはずです。非物質の世界を思い切り楽しんでください。
ただし、次の関門が待っています。明晰夢に移行すると、その世界を維持するのが難しいことに気づくはずです。すぐに目覚めてしまうのです。また機会があれば、滞在時間を長くするコツを紹介しますね。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
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