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高羽そらさんインタビュー

突き抜ける、あの感覚

相変わらずの曇り空が続いています。湿度はそれなりですが、何となく気温が低い。

 

過ごしやすくていいのですが、ちょっと気味の悪さも感じます。この先、数十年ぶりの猛暑、とかいうのはやめてほしいですね。

 

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昨日の散歩中に見つけたトマトです。デイサービスの施設に植えられていました。トマトの美味しい季節になってきましたね。

 

今年の後半に入りましたので、新しい連載小説を始めました。まだ手探りなのでどのような物語になるか分かりませんが、主人公たちは妖精です。現在より100年くらい先の未来ですが、妖精たちから見た人間世界を描いていこうと思っています。

 

相変わらず書く瞬間にイメージを受け取っていますので、しばらく一日置きにプレッシャーを感じる日々が続きそうです。でもそこまで追い込むから、何とか続けられているのも確かです。

 

思いつきに頼って毎回書いている連載ですので、終了後は大幅に書き直してひとつの物語に仕上げています。最初の『古都の炎舞』は途中まで進行しましたが、登場人物の名前まで変わっています。他の仕事で一時中断していますが、最後までひとつの物語として完成させてあげたいと思っています。そして同様に『不死鳥を見た男』も仕上げる予定です。

 

今のところ考えているのは、連載が終了してその後の加筆修正が完成したら、その小説のブログ記事は削除する予定です。決して出し惜しみしているわけではなく、そのまま放置しているとカテゴリーが増えるばかりですからね。書き直しが終了したら随時削除しますので、連載が終了しても半年くらいは残っていると思います。

 

さて、女子サッカーのW杯は、日本代表の決勝進出が決まりました。対戦相手は4年前と同じアメリカですね。今日の試合は前半だけ見ていたのですが、連載小説を書き始めたので後半は見ていませんでした。ニュースを見て驚きましたが、イングランドのオウンゴールが決勝点だったのですね。

 

両チームの選手とも素晴らしい身体能力です。代表選手として選ばれるまで、相当のトレーニングを積んでこられた結果だと思います。一定のレベルを超えて突き抜けることで、そうした世界が見えてくるのでしょう。

 

何か初めてのことに取り組むと、最初は苦労します。でも諦めずに続けていると、あるレベルを突き抜ける瞬間を感じることがあります。何がきっかけはわかりませんが、ある瞬間にその感覚を受け取ります。あぁ、突き抜けた、と強く感じます。

 

それは仕事であったり、習い事であったり、スポーツであったりとジャンルを問いません。どんなことにでも、そうした瞬間があります。ずっと暗い海の底に沈んでいて、ある時気がつくと水面から顔を出して太陽の光を浴びている、という印象です。

 

中学校で水泳部に所属していました。水泳はタイムを競いますから、練習のたびに時間が見えます。それでもある瞬間まで、深い水の底に沈んでいる時期が続きます。ところがある瞬間、突き抜けた感覚がやってきます。昨日とタイムは変わらないのに、何かが違うと感じるのです。気がつくと、京都の中学生でトップに立っていました。

 

税理士事務所で働き始めたとき、電卓をブラインドタッチで打つ先輩を見て感動しました。すぐに真似をしましたが、全くできません。でも諦めずに練習を続けていると、ある日突き抜けます。パソコンのブラインドタッチでも同じですね。

 

ところがやることによって、そのハードルの高さが違います。そして突き抜ける勢いも違います。簡単なことならすぐに突き抜けたと感じますし、その頭が出る量も多いのです。一気に腰まで抜けるような勢いですね。

 

これは私の感覚ですが、短い時間で、そして勢い良く突き抜けるものは、飽きやすいように思います。特に飽き性である私は、一気に突き抜けると「あぁ、もういいや」と思ってしまうのです。こんなものか、と感じると、どこか燃え尽きてしまうのです。

 

でも突き抜けに時間がかかり、突き抜けたとしても首をだすのが精一杯のようなことは飽きません。すぐに次の突き抜けを求めて、切磋琢磨しようとします。突き抜け方が物足りなく、不完全燃焼でくすぶっているように感じるのです。私にとってそれは、文章です。

 

今年に入って大量に読み、大量に書くことで、何度か突き抜けを感じています。ところが奥が深くて、突き抜けて息を吸ったと思った瞬間、次の深みにはまっています。なんか悔しいのですよね〜〜! そして面白い。

 

この突き抜けの感覚は病みつきになります。そして諦めずに続ける原動力にもなります。どんなことでもこの突き抜けを感じることができます。それは諦めない人だけが受け取れるプレゼントですね。今日も次の突き抜けを目指して、精一杯生きたいと思います。

 

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

 

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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