メッセージをどこから受け取るか
九州地方を中心として、台風の被害が出ています。ニュースの映像を見て、その被害の大きさに驚きました。
神戸も明け方から強い風が吹き始め、夕方になっても風の勢いは衰えていません。先ほども短い時間ですが、強烈な雨が降っていました。今日の外出は大変になるのを覚悟していました。朝のブログを早めに準備して更新すると、いつもより早く家を出て、大急ぎで買い物を済ませて帰ってきました。
幸い午前中は短い時間でザッと降っただけですので、傘をさすことなく帰ってこられました。少し重い荷物があったので、とても助かりました。この風で雨が降れば、傘をさしてもびしょ濡れになりますからね。
散歩中に見つけた花です。強い風に負けず、健気に咲いていました。今も風と雨のなか、ぐっと根を踏ん張っているのでしょう。頑張ってね!
さて、人間は無意識にメッセージを受け取っています。人生で大きな影響を与える選択を迫られた時、その答えを求めるのは自然なことです。意識的であれ、無意識であれ、その答えを求めてメッセージを得ようとします。他人に相談することもあるでしょうが、最終的には自分の心の声に答えを求めるべきです。
そんなに大げさなことでなくても、私たちは答えを求めます。服を買ったり、靴を買ったりする時、候補となる商品を目の前にして考えます。どれにするか、買うべきか、他の店で見るか等。そんな些細なことでも、決断をするにあたってメッセージを受け取ろうとしています。
私の場合、そのことをよく感じるのはブログを書く時です。連載小説を書く時、「ガストンとの対話」を書く時等、その瞬間に何を書くべきか悩みます。そしてメッセージを受け取ることができるよう、意識的に心を解き放っています。その結果、明確なビジョンを得た段階で、キーボードを打ち込みます。
人によってそのメッセージをガイドから受け取った、と言うかもしれません。あるいはアカシックレコードから、と説明するかもしれません。でもどこからであろうが、それは自分自身であることに違いありません。究極的に自分へのメッセージは、自分自身から受け取っています。
ただ今日のブログで話題にしたいのは、誰からではなく、どこから受け取っているか、ということです。つまり自分自身に答えを求める時、どこにいる自分にフォーカスするか、ということですね。
私がメッセージを必要とする時。その時に意識をフォーカスするのは、「未来の自分」です。
小説を書こうと意図したなら、完成している未来があるはずです。ブログを書こうと意図したならば、アップ済みになっている未来があるはずです。服や靴を選ぶとしたら、選んだ物が自宅のクローゼットやシューズボックスに置かれている未来があるはずです。ただ、それを見ればいいのです。
時間が時系列に進むと考えているのは、限定された世界に住む自我の錯覚です。「今、ここ」という瞬間に、全ての時世が同時に存在しています。今の時空で選択をする必要がある時、選択後の未来から情報を得ることは、決して不可能ではないはずです。
もちろん私たちは時間の概念に強く囚われていますから、未来を明確に見ることは難しいでしょう。しかし直感を通じて、未来のビジョンを受け取ることは可能です。だから私は小説を書いていても、書けなくなる心配をしません。書く、という強い意図がある限り、完成している世界が必ず存在するからです。そしてそれは、人生における選択全てにおいて、言えることだと想います。
ここまでくると、もう一つの選択が存在することに気づかれる方があると思います。
ではどの未来を選択するのか? パラレルワールドという概念を思い出してください。つまり未来は複数ある、と考えるほうが無難です。ということはどの未来にフォーカスするかで、微妙に結果が違ってきます。それが自分の希望通りか、失望となるか、はたまた想定外の喜びをもたらすか。フォーカスする未来によって違ってくるでしょう。
メッセージをどこから受け取るか、というのは自分の未来を決めることでもあります。ではどうすれば、適切な未来からメッセージを受け取ることができるのでしょう? 皆さんご自身で答えを考えてみてください。そして答えを求めて試行錯誤することで、人生の価値を見出せると思っています。
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