夢の原材料を発見!
晴天続きですから、何かと用事が片付きます。洗濯や掃除にはもってこいの季節ですね。
しかし昼間は暑い。今日も買い物に出かけた帰りの上り坂は汗びっしょり。とても10月が残り一週間だとは思えません。この暑さは9月の気温ですね。
でも紅葉をあちらこちらで見ることができます。この写真のイチョウはかなりの大木でして、樹齢をあまた重ねた神木だと思います。阪急電車六甲駅の南にある、六甲八幡神社の本殿前で雄壮な姿を見せてくれています。かなり色づいてきましたね。
さて、眠っている時に見る夢があります。夢というのは不思議です。時間の流れがいい加減だったり、知らない人が友人や職場の同僚だったりします。曖昧模糊として支離滅裂なのが夢の世界ですね。その夢の原材料となるであろう『モノ』を発見しました。
今月の初めに書いたブログの記事があります。『過去を断ち切るイメトレ』と題したブログです。
この記事で紹介したイメトレを毎日続けています。『既知』の世界である記憶からイメージを喚起しないで、『未知』の映像を見るのが目的です。イメージが流れるままに観察して、その世界をありのままに受け入れます。『今、ここ』に意識を落ち着かせる練習ですね。
私の課題は寝落ちすること。図形や景色が見え始めると、そのまま寝落ちすることが悩みの種でした。しかし何度も練習するうちに、集中力を維持するコツがわかってきました。そうすると、その世界の詳細が少しずつ明らかになってきました。
抜けるような青空を見たり、眩しい太陽の光を感じることができます。肌に風を受けたり、滝が流れ落ちる音も聞き取れます。先日などは、落差が100メートル以上はある自然の中のウォータースライダーを体験しました。めちゃめちゃ楽しかったです。
明晰夢や体外離脱の体験とよく似ていますが、根本的に違う部分があります。体外離脱は、自分の意識がその世界に完全に入りこんでいます。現実世界を全く自覚することがありません。
しかしこのイメトレは、映画館やテーマパークで3Dのメガネを付けて体験しているのとよく似ています。眠っている布団の感触や寝室の気配は、しっかりと自覚しています。でもイメージの世界もVR(ヴァーチャルリアリティー)のように現実味があります。もしかすると明晰夢や体外離脱体験に比べて、簡単に経験できて、かつ有用なメッセージを受け取れるかもしれません。
その世界の見知らぬ人と会話したり、動物たちと話すことも可能です。現実世界ではありえないことを、かなりリアルに体験することができます。もちろん記憶の介入を阻止しますから、目の前の映像はコロコロ変化します。時間の概念も通用しません。つじつまも合いません。そう、つまり……。
眠っている時に見ている夢の世界と同じなのです!
もちろんはっきりと意識が覚醒しているので、眠っているわけではありません。だから私は感じました。これが人間の夢の原材料のようなものではないか、と。
眠りと覚醒の境界線にいるので、眠りに入れば見ているものが夢になるのです。しかしその手前でとどまれば、ビジョンとして知覚できます。白昼夢のようなものですね。
ただし大切なのは、『既知』である記憶を排除しようという意図を持っていることです。そうすることで、「未知』がリアルな映像として知覚できます。そこには自分の知らない自分がいるはずです。そして大切なメッセージを両手に抱えた、本当の自分が待っています。私はそう感じています。
眠る前の、そして夜中に目が覚めた時、次の眠りにつくまでの楽しいイメトレです。かなりハマりますよ。ぜひ、経験してみてくださいね。
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