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高羽そらさんインタビュー

沈んだ気分を吹き飛ばす方法

空気は少し冷たいながらも、秋晴れの一日でした。六甲山に向かうバス停では長い行列ができていました。でも聞こえてくるのは主に中国語。地元を歩いているのに、海外旅行に来ている気分になる時があります。大勢の外国の方が神戸に来てもらってありがたいですね。これからの客商売はインバウンドの取り込みが鍵になるでしょう。

 

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私の大好きな楠の大木も、青空を背景にして嬉しそうに見えました。Instagramでアップしたメタセコイアの葉も色づいてきました。そして楽しみにしているエルトン・ジョンのライブまで2週間を切りました〜〜〜!

 

ここ数日は彼の曲ばかり聴いています。Apple Musicなら所有していないライブ盤等も聴けるので、準備万端です。ツアーはすでにアメリカでスタートしていて、セットリストを覗きましたがいい雰囲気。今回はバンドを連れてのライブなので、終盤は盛り上がりそうです。

 

さて、好きな音楽を聴いていると、リラックスして気分はいいものです。でも気持ちが沈んでしまって、音楽を聴く気分になれないことはよくあります。それもちょっとしたことがきっかけで、気分は沈み込みます。

 

街で楽しい時間を過ごしていても、店員さんの思いやりのない態度に接したり、偶然肩がぶつかった人の怒りの声を聞くだけで気分が沈むことがあります。それどころか、理由もなく不安になって落ち込むこともありますよね。自分が無力に感じたり、才能がないように思えたり。そんな気分の沈み込みを引きずっていると、あっという間にそのまま一日が過ぎてしまいます。もったいないですよね。

 

ではそんな沈んだ気分を吹き飛ばす方法が、ないものでしょうか?

 

私も色々やってみました。まず考えられるのは気分転換ですね。カフェでコーヒーを飲んで一息ついたり、美味しいものを食べたり、美しい景色を見たり、動物と触れ合ったり。確かに気分転換は効果的な方法でしょう。

 

でも最近感じています。それって単なる逃避じゃないかな、と。

 

気分が沈むのには理由があります。誰か他人が沈んだ気分にさせると思いがちですが、実はそう感じているのは自分です。同じシチュエーションを経験しても、気分が沈まない人もいます。つまり何かを経験してその反応を作り出しているのは自分なのです。

 

ですから気分転換をしてその事実を忘れても、再び同じシチュエーションになれば気分が沈みます。結局同じことで繰り返し落ち込むことになるのです。そう思うと、何だか無駄なことをしていると思いませんか?

 

最近の私が意識していること。それは沈んだ気分を、思い切り味わうことです。無理に忘れようとしたり、他に楽しいことを考えて気分転換しようとしていません。どっぷりとその沈んだ気持ちの中に浸かるようにしています。

 

最初はしんどいですが、そのうち慣れてきます。そうしているとわかることがあります。気分や感情、そして思考というものは、現れては消えていくものだということです。水の中のあぶくのように、じっと見つめているといつか消えてしまいます。でもそれを水底に押し込んでしまうと、いつまでも残ってしまいます。放っておけば勝手に消えてしまうものなのに、抱え込んでしまうことになるのです。

 

意識してトライしてみてください。無視せずに向き合えば、勝手にどこかに消えていきます。そういうものです。無視しようとするから自己主張するわけです。

 

そうして意識していると、時にはどうしても消えないあぶくに出会うことがあります。これに気づいたら、とてもラッキーですよ!!

 

その消えないあぶくは、自分が真実として思い込んでいることです。放っておけば消えていくのに、それはいつまでも存在するものだと信じてしまっているものです。物語の登場人物が実在の人間だと信じるようなものですね。子供の頃から人生経験を重ねる中で、創り上げてきた強固な幻想です。

 

あぁ、自分はこういうことに怒りを感じたり、許せなかったり、恥ずかしかったり、不安に思ったりしているのだと、気づくきっかけになります。いつまでも消えない沈んだ気分は、実は宝物かもしれません。だからこそ気分転換という安易な逃げ道を作るべきではないのです。

 

毎日能天気にブログを書いているように見える私ですが、気分が落ち込んだり不安に囚われたりしています。でもそれが人間ですから。だから気分が沈んだら、思い切り感じましょう。そしてそれがあぶくになって消えていくのを見つめることが一度できたら、次にそれがやってきてもあぶくだと気づきます。安心して見ていることができます。感情とはそんなものです。

 

ですから喜びもあぶくですよ。必死でしがみついても必ず弾けます。現れたり消えたりするのは喜びの感情も同じです。そんなあぶくに振り回されて一喜一憂する人生は、つまらないですものね!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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