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高羽そらさんインタビュー

人間と国の境界線は同じかも

昨日の激しい雨と風は収まり、今日は朝から青空が広がっています。少し空気は冷たいですが、歩くのにはちょうどいい気温でした。日曜日なので、行楽地は賑わったことでしょう。

 

風の冷たさは、まだ冬なのを思い出させてくれます。でも太陽の光は、もうすぐ春だと告げています。猫たちも、そんな太陽の光が恋しいようです。

 

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散歩中にこんなツーショットを発見。それぞれ自分の担当する窓が決まっているようです。南に面した窓なので、暖かい太陽の光に誘われてきたのでしょう。我が家のミューナも、午前中は太陽の光を思い切り浴びてくつろいでいます。こんな窓を作ってやれたら喜ぶでしょうが、マンションなのでどうしようもないですね。

 

今日はお昼のブログはお休みして、仕事に集中していました。二周目に入った『妖精からの招待状』のリノベーションを進めるためです。原稿用紙にして70枚分以上ダイエットしなければいけないのに、プロローグを追加するという暴挙に出ました。

 

ですからさらに強硬なダイエットが必要になっています。でもそれが面白いのですよね。今日のように時々はお昼のブログを休むことがあると思います。そんな時は原稿のダイエットに励んでいる、と思っておいてください。もちろん、遊んでいる場合もありますけれどね〜〜!

 

さて、今朝の『メチャ気になる』で、ヨーロッパの移民問題について書きました。自由に移動できたEU圏内で、その協定を撤廃するような動きが出ています。詳しくは朝のブログを読んでください。

 

そのことを考えていて、こうした国家の問題は、人間個人の問題と同じだと感じました。

 

私たちは『自我』という強烈な境界線を持っています。まさしくそれは国境と同じではないでしょうか? 国家同士で協力的な関係を持つ国があれば、イデオロギーの違いで反発している国もあります。

 

それと同じように、人間も誰かと手を組み、誰かと反目しあっています。国家の民族性に当たるのが、その個人の個性です。国家の歴史にあたるのが、その個人の今までの人生です。理解できることもあれば、理解できないこともあります。それが人間ですね。

 

世界中から国境がなくなるように、人間同士の間にもそうした境界線が消えるのは理想です。自分のことを思うのと同じ気持ちで、他人に対しても行動できれば、誰もがすごしやすい社会になるでしょう。自他の区別がなくなる個人の境界線の消滅は、ワンネス意識と呼ばれるものです。

 

かといって、この現実世界は二元化の世界です。そして私たちには、『自我』という強烈な自己主張を続ける存在が張り付いています。ですから今朝のヨーロッパの問題と同じように、各自の『自我』の言い分があります。完全に個人の境界線をなくすことは、今の段階では現実的ではありません。

 

それなら今できることは何か? それは個人でも国でも同じです。

 

国家の場合は、相手の国の文化を尊重し、その差異を認め、両国が納得できる着地点を見つけることです。

 

個人の場合は、他人の人生観を尊重し、その差異を認め、両者が納得できる着地点を見つけることです。

 

『自我』が存在する限り、個性は強く残ります。人間それぞれが違っていて当たり前です。問題になってくるのは、自分だけが正しいという思い込みです。誰もがその思い込みにとらわれてしまうと、力づくで争うしかありません。あるいは関係の断絶です。

 

それが国家間の問題になれば、国交断絶や戦争になるわけです。

 

今朝のブログで取り上げた問題は、国家という規模で考えるべきことでしょう。しかしその根底にあるのは個人の問題と同じです。他人とどのようにして関わっていくかという思いが、そのまま国家の政策に反映されています。そこに住む個人意識の集積したものが、その国の決定した内容になります。

 

国際社会で様々なことが問題になります。政治的、経済的、宗教的な理由により、国家がそれぞれの主張を叫びます。でもそれって、一人の人間という視点から見ることもできるはずです。国単位では理解できないことも、個人としてなら理解できるかもしれません。その逆もあるでしょう。

 

他者とどのようにして関わるか? そこに現代社会の抱えている問題の答えがあるように思います。ちょっと視点を変えてみると、個人や世界に関わる問題に関して、今まで知りえなかった別の面が見えてくるかもしれませんね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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