動きながら考える
春に一歩近づいたような陽気です。春霞のように少しもやった空ですが、太陽の光がとても暖かく感じました。下り坂という予報にもかかわらず、買い物に出て自宅に戻るまで気持ちのいい気候でした。登り坂は暑くて、少し汗ばんだくらいです。
散歩していても、春らしい花が目に付きます。やっぱり3月になったら、梅の花見に行こう! そう思わせる暖かさでした。
でもこのブログを書いている午後5時前で、かなり雲が厚くなっています。雨が降り出してきたようです。
仕事が時間的に切迫していますので、毎日書いていた『今日のウィルバーくん』は隔日になりそうです。外出する日は時間がタイトになりますので、小説のリノベーションの方に専念したいと思います。3月中に完成させたいので、もう残すところ一ヶ月余り。ちょっと気合を入れ直したいと思っています。
このように予定が詰まってくると、時間管理が大切になってきます。やらなくてはいけないことが重なると、1分1秒が大切になってきます。そんな時に最も避けるべきは、動かずに考え込んでしまうことです。
やらなければいけないことの多さに呆然としているだけだと、無駄な時間が過ぎていくだけです。まずは動くことです。私はそう意識しています。どれだけ悩んでいても物事は片づきません。とりあえず動いてできることをやりながら、同時に考えていけばいいのです。
我が家では朝食の後、夫婦で掃除をします。すべて終わって落ち着くまで、ほぼ1時間足らずです。「ごちそうさま」という言葉が合図になって、そこから一気に朝の用事を済ませます。
でも外出しない日などは、その「ごちそうさま」がすぐに出ません。特に天気がいい日に大阪湾を眺めていますと、気持ちよくていつまでもそうしていることができます。でもどれだけ座っていても、食事の皿は片づきませんし、掃除は終わりません。ただ時間が過ぎていくだけです。
ですから、せ〜ので「ごちそうさま」と言い合うようにしています。それで気合を入れて、一気に朝の掃除を済ませるのです。掃除を始めたら身体を動かすだけで、どんどん綺麗になっていきます。身体が覚えていますから、勝手に動きます。
ですから私なんか掃除をしながらブログで連載する小説のストーリーを考えたり、ブログで書くネタを練ったりしています。動きながら考えることは、慣れたら簡単です。座ったまま考えているだけでは、何も進行しません。まずは動いてみる。そうすれば次にやるべきことが見えてきます。さらに動きながらも、頭は様々なことを検討し、決定することができます。
何か失敗をやらかした時、両親や会社の上司から「もっと考えてから動け!」と叱られたことがあると思います。でもそんなことたかが知れています。考え過ぎて動かないより、動きながら考えるメリットの方がはるかに大きい。私の経験上からそう感じます。
やりたいことがあるのに、立ち止まっている人は多いと思います。でも夢を捨てきれないから、ああなったら始めよう、こうなったら始めよう、と条件を自分に課します。でもそれは不安を先延ばしにしているだけです。失敗する怖さから逃げているだけです。
やってみないとわかりません。とりあえずやれることをやって、行動に移してみる。それから考えたらいいのです。動くことで自分に不足していることが見えてきますし、それを補う方法も検討できます。ただ漠然とした不安と向き合うより、動くことで具体的な課題として見える形にした方がいいに決まっています。
行動することで、この壁を超えたら新しい世界が見えるな、というモチベーションの源泉になります。でも動かないと何も見えません。想像するだけの世界で終わってしまいます。たかが朝の掃除ですが、意識すれば動きながら考える癖をつける練習になります。
まずは動いてみる。まずはやってみる。どんなことに対しても、そうした姿勢を失わないように心がけています。
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