ジャックが帰ってくる!
朝から真っ黒な空で、掃除が終わる頃には雨が降り出しました。それに伴って強風が吹き荒れ、横殴りの雨でした。さすがに外出するのに困ったなぁ、と思っていましたが、どうにか雨がやんでくれました。ブログを書いている夕方には青空が広がっています。
でも午前中の外出時の風は、かなり難儀しました。ほとんど台風並みの風でして、私も妻も交差点で信号待ちをしていると、あおられて道路に出そうになったほどです。空を飛んでいるカラスが風に押されて、バランスを崩しているのも見ました。時々前に進めないほどでしたからね。
そんな強風のなかでも、沈丁花が満開でした。素敵な香りを風が運んでいましたよ。この花の近所に真っ黒な野良猫のオスが住んでいます。去年の夏頃には弱っているように見えて、きっと夏を越せないだろうと思っていました。しばらく姿を見ないので、やっぱりな、と諦めていました。
ところが秋になってからも元気に別の猫とケンカしていました。今日も元気な姿を見せてくれました。「クロちゃん」と呼んでいるのですが、ボス面をして偉そうに歩いていましたよ。今週の後半は暖かくなりそうです。クロちゃんもきっと気持ちよく過ごせるでしょう。たくましいニャンコです。
アクションスターのようにケンカに強いクロちゃんですが、人間でアクションスターと言って最初に思いつくのが、トム・クルーズ。『ミッション・インポッシブル」のイーサン・ハントが有名です。
でも、トムが演じている別のキャラがいます。それがジャック・リーチャーです。映画館でも見たのですが、昨晩久しぶりにジャックの映画を観ました。
『アウトロー』(原題: Jack Reacher)という2012年のアメリカ映画です。
いつも思うのですが、この映画のタイトル原題どおりでいいのにね。『アウトロー』というベタな邦題をつけた人のセンスを疑います。まるで昔の西部劇みたいです。でも映画は最高。久しぶりに観て、じっくりとイーサンとの違いを堪能させてもらいました。
どちらのキャラもとにかく頭が良くて強い。もちろん度胸もあります。でも決定的な違いは、人物の根底にある影。この映画のジャックには、イーサンと違って深い、深い、闇のような影が見え隠れします。元陸軍の憲兵隊捜査官という肩書きが、そうさせているのかもしれません。
イーサンは組織に見離されることもありますが、いつも仲間がいて、最後には組織に返り咲きます。でもジャックにはそんな安住の場所はありません。孤独で、孤高でもあります。たった一人で難事件を解決していきます。そこが大きな違いですね。
そして法の裁きを重視しません。この映画でもラストシーンで、刑務所に収監されてもそこは「老人ホーム」とうそぶく黒幕を射殺してしまいます。弁護士のヘレンが「裁きを受けさせなければ」と言っても、「俺が裁いた」と平然としています。まるでダーディー・ハリーですね。
トム・クルーズの顔を見ていると、時々はイーサンとかぶるのですが、私はこのジャックというキャラが大好きです。さらにこの映画でヘレン役を演じたロザムンド・パイクという女優さんは本当に素晴らしい。彼女の名演技がこの映画を支えています。
彼女が数々の賞を総なめした『ゴーン・ガール』を、実はまだ観ていません。めちゃ怖くて、後味の悪い映画だと聞いていたので、ビビっていました。でも見逃すのがもったいないほどの名演技らしいので、この『ゴーン・ガール』も近いうちに観る予定です。
それはともかく、この『アウトロー2』が今年の秋にアメリカで公開される予定です。きっとその近い時期に日本でも公開されるでしょう。ジャック・リーチャーが帰ってきます! めちゃめちゃ楽しみです。
きっとヘレン役のロザムンド・パイクも出演してくれるのでは、と期待しています。トム・クルーズは私と同じ年齢ですが、まだまだ素晴らしいアクションを見せてくれそうですね。今年はマット・デイモンの『ジェイソン・ボーン』も復活しますから、楽しみが尽きません。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。
『STORY OF ZERO BOOK Ⅰ 〜ENCOUNTER〜』は全世界のAmazonで配信中です。日本のAmazonはこちらです。