未来は非常に明るいかも!
今日は冷えましたね。比較的天気はいいのですが、空気はかなり冷たい。時おり雪がちらついていました。でも天気予報によると、これが最後の寒波の抵抗になるかもとのこと。今週の後半は暖かくなりそうです。
今日は午前中に急用があって、少し出かけました。帰り道にせっせと歩いていると、何なやら頭の上から気配がします。するとこんな可愛い姿が出迎えてくれました。
庭が歩道より高い位置にあるので、道行く人を観察しているようです。「写真を撮らせてね〜」と言うと、このようにポーズを取ってくれました。吠えることもなく、とても人懐こいワンちゃんでした。暖かくなったら、どこか広いドックランで犬と遊びたくなります。我が家の猫は愛想がないですからね。
実は今日はほとんど立っています。昨日の夜、お風呂から上がる前に掃除をしている時、ちょっと古傷の腰を痛めてしまいました。大したことはないのですが、ソファに座っていると痛みます。立っている方が楽なので、今日はほとんど座っていません。
外出中はもちろん歩いていました。でも家に帰っても立ちっぱなし。今日のこのブログで3つ目ですが、すべて立って書いています。小説のリノベーションも同じ姿勢でやっていました。その場所は台所のカウンター。ちょうどいい高さで、意外に仕事がはかどります。資料も広げやすいですしね。
人気ブロガーのイケダハヤトさんという方がおられます。その方のTwitterを見ていると、私と同じく今日は腰痛だそうです。そしてブログはキッチンのカウンターで書かれていました。やっぱり同じことを考えるのですよね。ちょっと嬉しかったです。
さて、昨晩読了した本です。600ページほどある本なので読み終わるのに時間がかかりました。
『エクサスケールの衝撃 次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く』斎藤元章 著という本です。
めちゃくちゃ面白く、そして勉強になる本でした。著者は医学博士ですが、いくつものベンチャー企業の経営者でもあります。そしてその会社のなかには、スーパーコンピュータの開発を扱う企業もあります。
神戸には『京』というスーパーコンピュータがあります。数年前には世界最速のデータ処理を記録したものです。ところが世界の進歩は早く、驚くようなスパコンが開発されている途中です。この『京』の1000倍を超える性能のスパコンが実用化されつつあります。同じく神戸に設置される予定です。地元民としてはうれしい話です。
そしてそれによって世界は大きく変わります。私たちの想像をはるかに超える未来が、やってくるかもしれません。そんなことについて詳細に書かれた書籍です。未来は非常に明るい! そう感じさせてくれる本でした。
『京』という名前は、数字から取られています。万、億、兆という単位を超える「京」のことで、10の16乗を指します。
一方パソコン等でおなじみの、キロ、メガ、ギガ、テラ、という単位もあります。メガは10の6乗。ギガは10の9乗。そしてテラは10の12乗です。そしてその上にはペタという単位があり、さらにその上にエクサという単位があります。エクサとは10の18乗ですから、京の100倍です。
この本のタイトルのエクサスケールとは、エクサレベルのスパコンのことを指しています。これが実用化されることで、未来は確実に変化します。気になる方は是非この本を読んでみてください。量が多すぎて詳しくは書けませんから、目次の項目だけ列挙しておきます。
序章 人間の未来を変える可能性を秘めた半導体
第1章 急速に近づく「前特異点」
第2章 「エクサスケール・コンピューティング」によってすべてが変わる
第3章 まずエネルギーがフリーになる
第4章 生活のために働く必要がない社会の実現
第5章 人類が「不老」を得る日
第6章 新しい価値観が生まれる
終章 我々日本人が次世代スーパーコンピュータを開発する
というような内容です。目から鱗が落ちる話ばかりです。新しい小説のネタもできました。といっても夢物語ではなく、現実に起きる可能性のあることばかりです。分厚い本ですが、目を通す価値のある本だと思います。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。
『STORY OF ZERO BOOK Ⅰ 〜ENCOUNTER〜』は全世界のAmazonで配信中です。日本のAmazonはこちらです。