野心、ある、ある！
ひな祭りの今日、外の空気はすっかり春です。朝早くから歯科の治療に行ってきたのですが、帰りの坂道は汗ばむほどでした。しばらく暖かい日が続きそうです。
ようやく歯の治療が終了して、無罪放免。家に帰ってすぐ、バリバリと気持ち良くおせんべいをかじってみました。いい響きでした。春も近づいているし、治療も終了して、なんとなくいい気分です。
でも今日はPM2.5がやってきくるそうです。今の大阪方面は（午後４時過ぎ）、青空が広がっていますが白っぽいもやがかかっています。昨日の天気予報によると神戸周辺はギリギリセーフのようなのですが、景色を見ていると微妙。本格的な春になると黄砂もやってきますから、中国大陸のお土産には困ったものです。なんとかならないものでしょうかね。
さて、昨晩読了した本です。
『野心のすすめ』林真理子 著という本です。
新書ですので、小説ではありません。先日林さんと幻冬舎の社長である見城さんの共著を読んで、この本のことが書かれていました。それで興味を持ったので読んでみました。
元気の出るとても素晴らしい本です。知っているエピソードもありましたが、この本を読んでますます林真理子さんが好きになりました。小説のほうも追いかけてみようと思っています。
この本でかかれている「野心」とは、「大きな飛躍を望んで、新しいことに大胆に取り組もうとする気持ち」という意味での「野心」です。野望や身分不相応な大きな望みという、ネガティブな意味合いではありません。
自分の人生を生き生きとさせるために、どれだけ「野心」が大切なのかをわかりやすく語った本です。林さんは人間を自動車に例えて、前輪を「野心」、後輪を「努力」と説明されています。そのバランスが取れてこそ、運が自分にやってくる、と述べられています。
「野心」ばかりあっても「努力」をしない人には何もつかむことはできません。それはよく理解できますよね。それはただの妄想です。
でもどれだけ「努力」しても、「野心」がなければ自分の夢に近づけない、とも書かれています。前輪ですから自分という車の方向性を決めるものです。見当違いの努力を重ねていても、無駄に気力や体力を消費するだけです。
前回の対談本でも出てきましたが、林さんの言葉で私が最も好きなものがあります。
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」
いい言葉ですね。そしてそのとおりだと、私も実感しています。この言葉についてもう少し詳しく書かれていました。素敵なので紹介させていただきます。
「取り返しがつかない、という意味では、やったこともやらなかったことも同じです。やってしまった過去を悔やむ心からはちゃんと血が出て、かさぶたができて治っていくけれど、やらなかった取り返しのつかなさを悔やむ心には、切り傷とはまた違う、内出血のような痛みが続きます。内側に留まったままの後悔はいかんともしがたいものです」
う〜ん、まさにそうです。心に刺さる言葉です。どうせ後悔するのなら、自分の夢に向かって全力で行動したい。そう思います。
私の野心？ ある、ある。しっかり持っていますよ。そうでなければ小説なんて書きませんし、こうしてブログも書きません。そしてどんどん行動に移しています。ですからこの本を読んで、そんな私の生き方を後押ししてもらえるような気がしました。
どうもやる気がない、というあなた。この本を読めば気合が入りますよ！
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』３部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。
『STORY OF ZERO BOOK Ⅰ 〜ENCOUNTER〜』は全世界のAmazonで配信中です。日本のAmazonはこちらです。
