めちゃ、ええ男やんか!
昨晩から今朝にかけて暴風の神戸です。六甲おろしが吹き荒れて、一気に気温が下がりました。一昨日は上着を着ないで外出したのに、今日は厚手の上着を着て外出しました。乱高下と言っていい気温ですね。
でも寒いといっても、真冬とはどこか違います。もう3月ですからね。プラプラと歩くにはちょうどいい気温でした。
帰り道の公園で、綺麗な花をつけた木を発見。きっと桃の木だと思います。ヒヨドリが嬉しそうな声で啼きながら、この木の周囲を取り囲んでいました。そして今日のランチは久しぶりに、大好きな中華料理のお店に行きました。私が住んでいる地域で一番だと宣言できるお店です。
これが今日の日替わりランチです。もうどれも絶品! お粥とご飯を選択できますが、私も妻もお粥にしました。この卵スープ、見た目は普通っぽいです。でも口に入れた瞬間、そのクオリティの高さがわかります。鶏肉のレモンソースも美味しかったなぁ。
でもいつも驚くのは、手作りの杏仁豆腐。最後にこれを食べると、あまりの美味しさに悶絶します。今日は小さなチーズケーキも添えられていて、その相性が抜群でした。歩いて行ける範囲にこんなお店があるなんて、とても幸せです。月に1度は食べたくなります。
さて、映画というのは毎年新作が次々と公開されます。今日もTSUTAYAに行ってきたのですが、新作映画で気になる作品がたくさんありました。そのような新しい映画を追いかけていると、どうしても古い映画に行き着きません。
そして昔の映画というのは、テンポ感が今に比べるとのんびり。SF映画でも退屈になることがあります。そんな先入観があるせいか、私は名作と言われている映画で、その年代の古さゆえ観ていないものがかなりあります。頭からつまらないと決めつけていたのです。ましてやモノクロ時代の恋愛映画なんて、退屈だと思って避けていました。でもその先入観をひっくり返してくれる映画を昨晩観ました。
『カサブランカ』という1942年のアメリカ映画です。もちろん誰が主演か知っています。ハンフリー・ボガート、そしてイングリッド・バーグマンです。超有名な映画ですものね。そして『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』という有名なこの映画の曲も知っています。
ところが今までこの映画を観たことがなかったのです。たまたまBSで放送していたので、ちょっと気が向いて録画して観てみました。
そうしたらもうびっくり! この映画、めちゃめちゃ面白いじゃないですか〜〜!
映画の舞台は第二次世界大戦中のカサブランカ。ドイツの占領下から逃げた人たちが、新天地のアメリカに渡る中継地点になっている場所です。ですから様々な事情を抱えた人たちが集まっています。それだけで魅力的なシチュエーションです。
この映画が公開されたのが1942年。まだ戦争の真っ最中です。よく公開できたなぁ、と思います。ある意味プロパガンダ的な要素のあった映画かもしれません。映画のなかで、ナチスドイツに対する悪意が随所に見られましたからね。
とにかく登場人物が魅力的です。個性的なキャラが活きているので、飽きることがありません。セリフのテンポ感も良く、言葉も粋です。複数の脚本家が関わっているようですが、素晴らしい構成になっていると思います。
そして何よりも主役の二人が美男美女です。イングリッド・バーグマンは絶世の美女として有名ですが、確かにそう思いました。最近の女優さんでは見ることのない特別な輝きを感じました。ちょっと優柔不断な役柄だったですけれどね。
でも何よりもかっこいいのが、ハンフリー・ボガートです。かっこいいと感じてしまうと、声まで素敵に聞こえてきます。めちゃ、ええ男ですね。「君の瞳に乾杯」という、超、超、超、キザなセリフが有名ですが、彼が言えばまったく違和感がありません。
「私たちはこれからどうなるの」というイルザのセリフに対して、
「俺たちにはヨーロッパがあるじゃないか」とリックは答えるのですよ〜〜〜!
こんな歯が浮くようなセリフ、トム・クルーズでも無理です。このセリフを言ってさまになるのは、ハンフリー・ボガートだけですね。
そしてやっぱり『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』は名曲です。胸がキュンとしますね。昨晩は自分の先入観の強さを反省しました。機会があれば、古い映画も積極的に観ていきたいと思っています。
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