安全運転の秘訣
天気が下り坂なので、今日はいつもより足早に買い物を済ませてきました。ちょっと荷物が多かったので疲れましたが、ほとんど傘をさすことなく帰ってくることができました。ブログを書き出した夕方の時間には、かなり雨が降っています。
桜は終わりましたが、まだまだ花の季節はこれからです。今は花水木が咲き始めていますし、モッコウバラのつぼみもほころんできました。歩いているだけでいろいろな花が目につきます。
綺麗ですね。強い生命力を感じます。
半月ほど前に咲いていた早咲きの桜には、サクランボが育ってきました。熟するのを鳥たちが待ち構えていると思います。今週から来週には、そんな春を感じるためにハイキングに行けたらいいなぁと思っています。
当然ながら自分の足で歩きます。車を運転するのは、せいぜい1年に1度か2度になりました。おとといに運転したのも、ほぼ1年ぶりです。それでも身についた感覚は抜けないようで、すぐに運転モードになることができます。
当然ながら久しぶりに運転するので、安全運転には注意しています。自分が痛い目にあってはつまらないですし、他人を怪我させることになればさらに辛い思いをします。笑顔でドライブを楽しむためには、どんな状況でも冷静に運転することが大切です。
福井に向かうとき、途中のサービスエリアで事故の写真が掲載されていました。恐ろしい状況を見せることで、事故の抑止力にするためでしょう。免許証の更新の時にも、同じ効果を狙うために事故のスライドが映されたりします。
確かに効果はあるでしょう。こんなことにならないようにと、気を引き締めるはずです。でも私に関して言いますと、そうしたネガティブな写真にあまり反応しません。悲惨だとは思いますが、そこまで心が動きません。いつも楽しい気分でいたいので、そんなネガティブなことはすぐに忘れてしまうのです。
そんな私にとって、とっておきの安全運転の秘訣があります。あることを頭に思い浮かべると、無茶な運転をしないように自分を戒めます。
そのあることとは……。
我が家のミューナの顔です。この姿を思い浮かべるだけで、完璧な安全運転を遂行することができます。この黒猫を拝むことで、安全運転のご利益があるわけじゃないですよ〜〜! そんな神秘的なことではありません。
我が家は3人暮らしです。私と妻とミューナ。
私と妻がドライブに出かけていて、もし事故に遭ったとしたら。それも命を失うような事故だとしたら。一人残されたミューナはどうなるのでしょうか? 想像しただけで胸が痛くなります。
人間の子供でも同じことがあれば気の毒です。でもいつかは事情を話してあげることができます。両親が事故で亡くなったことを、長い時間が必要だとしても受け入れていくでしょう。
でも猫にそのことを知ってもらうことは無理です。今まで毎日一緒に暮らしていた飼い主が、突然にいなくなるのです。不安でいっぱいでしょう。自分のことを見捨てられたと思うかもしれません。事情が何もわからないまま、路頭に迷わせてしまうことになります。下手をすれば水も食事も取れないまま、衰弱死してしまいます。
運転をしているとき、時々はミューナの顔を思い出すようにしています。これが私の安全運転の秘訣です。
ドライブに限らずミューナを置いて家を出た瞬間、私と妻には無事に帰るという責任が生じます。どれだけ楽しく遊んだとしても、無事に家に帰るまではミッションが完了していないのです。それが動物の命を預かる、ということです。ペットと暮らす、ということです。
京都の山科に住んでいるころ、京都市内と山科をつなぐ東山トンネルを出ると、印象に残る標識が置かれていました。
<おみやげは、無事故でいいの、おとうさん>
まさしくこの標語のとおりだと思います。無茶な運転をしているドライバーを見ると、あなたが死んだら悲しむ家族はいないのですか、と言いたくなります。事故を起こさないことは他人を傷つけないだけでなく、家で待っている自分の家族を守ることでもあるのです。
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