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高羽そらさんインタビュー

明晰夢から学んだワンネス

今日は関東が梅雨入りしました。雨が降らない昨日に梅雨入りした神戸は、夜のあいだに雨が降ったようです。朝起きたときも、風が強いのでバルコニーから吹き込んだ雨がガラス戸を濡らしていました。でもそれも、ほんのわずかのあいだです。

 

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今のバルコニーからの風景はこんな感じ。快晴とは言えなくても、気持ちのいい晴天です。風が少し冷たいので、ほとんど窓を閉めたままでちょうどいい温度です。明日も雨は大丈夫そうなので、傘を持たずに外出できそうです。ほんまに梅雨かいな?

 

昨日の土曜日は、私の自宅がある学区の小学校で運動会でした。もし今日だったら、午前中の雨の様子では中止になっていたでしょう。関西では行事が天候に恵まれると、「精進がいい」と言います。普段の心がけがいい、という意味ですね。この学区の子供たちは、きっと精進がよかったのでしょうね。

 

さて、たまには明晰夢のことでも書いてみます。体験としては同じですから、体外離脱とも共通する内容です。

 

明晰夢や体外離脱の特徴は、その体験がリアルだ、ということです。そのときの夢の状態によって違いはあるにしても、現実世界と変わらないほどリアルな感覚を伴います。五感についても同様です。空を飛ぶと身体に風を感じますし、何かを食べたら味もはっきりとわかります。木や花に触れても、現実世界とまったく同じです。視覚などは、驚異的な近視の私にとっては、明晰夢のほうが見えやすいくらいです。

 

そして現実世界とまったく共通していること。それは自他の区別があることです。自分という肉体の感覚が存在していて、自分以外との境界線が明確です。明晰夢で動物と出会っても、自分とは別の存在として認識します。そして人間との関係も同様です。

 

明晰夢や体外離脱を経験しているとき、最もユニークな体験は出会った人に話しかけることです。私の経験から言いますと、知っている人に会う確率は限りなくゼロに近いです。ですから見知らぬ他人と会話するのと同じです。それは見た目だけそうであるというのではなく、会話の内容もやはり他人です。

 

何かを質問しても、相手の答えを予想できません。たいていは驚くような答えが返ってきます。あるいは逆に質問されることもあります。会話の内容や方向をコントロールできないのは、現実世界とまったく同じなのです。つまり明晰夢や体外離脱の体験と、現実世界との違いはほぼありません。

 

でも決定的に違うと感じることがあります。何だかわかりますか?

 

それは明晰夢や体外離脱の世界は、すべて私の意識のなかの世界だということです。自他の区別があって、経験している夢の世界には自分以外の存在が数え切れないほどいます。でもそれはすべて自分です。そこに存在するのはたったひとつの意識だけなのです。

 

『私』という意識が、自分や他人という存在を捏造して、二元論の世界で体験をしているだけです。そのことは明晰夢や体外離脱の経験を積めば積むほど、強く感じるようになります。夢の世界には、たったひとつの意識しか存在しない。そう確信できます。

 

ここまで書くと、私の言いたいことをわかっていただけますね?

 

私たちが生きている現実世界も、自他の区別が存在します。自分以外の人間が想定外のことを話しかけてくるのは当然ですし、時には喧嘩になることもあるでしょう。あるいは親しい友人ができて、同じ価値観を共有したりします。でも冷静に考えてみれば、その状態は明晰夢や体外離脱の世界と同じです。

 

だからもしかすると。ひょっとすると。おそらく。多分。

 

この現実世界も、たったひとつの意識で構成されているのではないでしょうか? すべてはひとつなのではないでしょうか?

 

私はこのことを明確に実感しているわけではありません。しかし数え切れないほどの明晰夢や体外離脱の経験から、それがありえない荒唐無稽な発想だと考えていないことは確かです。

 

物質世界はフラクタルという構造体系をもっています。マクロとミクロが同じ構造をもっています。細胞と太陽系の構造はそっくりです。ですから明晰夢で起きている出来事が、現実世界で起きても不思議ではない。そう思っています。

 

明晰夢や体外離脱を体験することの最大の意義は、それが『私』というたったひとつの意識で構成されていることを実感することだと考えています。そしてそれを実感することで、フラクタル構造を持つ現実世界にワンネス意識を持ち込むことが可能となります。明晰夢や体外離脱を通じてワンネス意識を体感することは、とても重要なことだと感じています。皆さんも明晰夢を見て、是非ワンネス意識を実感してみてくださいね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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