2016年夏至のテーマ
昨日の深夜には、バケツをひっくり返したような雨が降っていた神戸です。でも朝になると曇り空で、夕方には真っ青な空が広がっています。梅雨前線はどこかに行ってしまったようですね。
今朝の散歩中に撮影したムクゲの花です。昨晩の雨の水滴が残っていて綺麗ですね。
散歩といってもそれが目的ではなく、今日は歯科の定期検診でした。どこも異常なしで、歯石を取ってもらってすっきり。大雨を覚悟していたのですが、雨どころか傘も持たずに行き帰りできました。さすが晴れ男。
さて、今日は夏至です。ということで恒例のテーマの発表です。
今年の夏至から冬至にかけてのテーマは、『さらけ出す』です。何のことやらさっぱり？ かもしれませんね〜w
昨年の冬至から今年の夏至にかけてのテーマは、『前に出る』でした。文字どおり一歩踏み出すことです。あるいは人前に出て行くことです。振り返ってみると、この半年間はその連続でした。今週東京へ行くのもその流れですし、これから先も続けていきます。
『前に出る」ことと意識しつつ、今年の後半は『さらけ出す』ことを意識したいと思っています。わかりやすく言うと、ありのままの自分を出していこう、ということです。
私も人間ですから長所があれば短所もあります。それらは裏返しの関係ですから、誰にだってどちらもあります。でも子どものころと違って、自分が欠点だと感じることを隠す癖が身についています。コンプレックスに関しても、他人に悟られないように必死で隠します。その元になっているものは何か？
それは『プライド』だと思います。
守る価値があるほど立派なプライドならいいのですが、たいていは中途半端なものです。世間体に毛が生えたようなものですね。そんなものを守るために汲々として八方美人でいるよりは、自分のなかの欠点やコンプレックスに向き合っていくべきではないか、と考えています。
ただ『さらけ出す』と私が意図しているのは、行動でなく文章においてです。このようなブログの文章や小説のなかで、自らを『さらけ出す』ことを意識していくつもりです。文章というものは、基本的に他人が読むことを想定して書いています。個人的な日記以外はそうですね。
そういった文章のなかに、どれだけ赤裸々に自分を『さらけ出す」ことができるかを、今年の後半は意識していくつもりです。もちろんそれは内面的なものです。他人に対して憤っている何かをぶちまけていく、という意味ではありません。いい格好をして他人の攻撃から守ろうとする、自分の文章の鎧をはずしていく作業です。
『さらけ出す」というテーマに付属するように意識している言葉が『斬り結ぶ」というものです。これは真剣で斬り合いをするときの武士から出てきた言葉で、物事に対して自分の身を斬られる覚悟で臨む、という意味です。自分が表現しようとする対象物に対して、ズバズバと斬り結んでいけるようになりたいと思っています。ということで、今年の後半も全力で楽しみます！
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