種蒔きは必須事項
昨日は東京から神戸に近づくにしたがって天気は下り坂でした。でも今日の神戸は朝から快晴。風が少し冷たいので、木陰でじっとしていると肌寒く感じるほどです。散歩をしているとこんな花に出会いました。
栽培されているような綺麗な花ですが、実は歩道と壁の隙間から自生している、ど根性の花です。きっとどこかから種が飛んできて、必死で環境に適応して花を咲かせたのでしょう。素晴らしいですね。
今日からは通常モードで活動しています。買い物から帰った午後からは、月末締めの仕事に集中していました。昨日の帰りの新幹線のなかで仕事がはかどりましたので、なんとか間に合いそうな気がしています。
といっても今日を含めて5日ですから、かなり必死のパッチです。この写真の花に負けないよう、与えらえた環境で全力を尽くすしかないですね。
先日ラジオの収録が終わったあと、お世話になっているオフィスニグンニイバの社長さんたちと私を含めた3人で会食の機会をとっていただきました。そのときにいろいろなお話をさせていただきましたが、印象に残っていることがあります。
世の中何が起きるかわからないし、何がきっかけでブレイクするかわからない、と社長さんは述べておられました。でもそのためには種蒔きをしておくことが大切だよ、という主旨のことをアドバイスしていただきました。
本当にそう思います。私にとっては作品を書いて完成させることです。それがあったからこそ、人と人との出会いがあり、その輪がさらに広がっていく。でも心で思ってばかりで実際に作品を残さなければ、何も起きません。
植物が芽を出して花を咲かせるには、養分のある土、水、太陽の光等が必要です。そうした環境が整っていることが求められます。でも種を蒔かなければ、絶対に花を咲かせることはできません。今日の写真の花だって、種が飛んできたから花を咲かせたのです。
夢や目標を持つことは大切です。でも夢を語ることと、種を蒔くことは別だと思います。どれだけ自分の夢を熱く語っても、実際に動いて種を蒔かなければどうしようもありません。当たり前のことですが、それって意外にできないことなのです。なぜだと思いますか?
怖いからです。失敗するのが怖かったり、自分に才能がないと知ることが恐ろしい。だから『今』は種を蒔かない理由をばかりを捏造して、『いつか』へと先延ばしにしてしまいます。でも『いつか』なんて永遠にやってきません。
植物に花を咲かせる季節があるように、私たちの夢にもそうした時期があるはずです。適切な環境で種を蒔かなければ、芽を出すことができません。かといって、それがいつなのかもわかりません。だから『今』動くのです。
今の自分が可能な限りの力を振り絞って、蒔けるだけの種を蒔くしかありません。分母が大きければ大きいほど、芽が出る確率が増えます。宝くじを10枚買う人と1,000枚買う人とでは、明らかに後者の方が当たる『確率』は高い。結果はどうなるかわかりません。でもチャンスは多いですね。
そして自分がまったく予想していない場所から芽が出るかもしれません。「世の中何が起きるかわからないし、何がきっかけでブレイクするかわからない」ということを実感するためには、できる限り行動に移して種を蒔くしかありません。
ということでこんなブログを書きながら、自分に気合を入れています。今月末まで残り少なくなりましが、種蒔きができるよう頑張るぞ〜!
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