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高羽そらさんインタビュー

今日のウィルバーくん 6.30

今日は6月30日ですから、夏越の祓です。1年の半分が終わり、今年の後半に向けて生まれ変わる1日でもあります。生まれ変わりとは、文字どおり過去の自分が『死ぬ』ということです。そのことによって、新しい自分が生まれます。

 

今日はそんな夏越の祓にちなんだウィルバーの言葉を紹介します。

 

〜以下抜粋。

 

どんな形であれ、瞑想とはエゴを超えること、あるいはエゴに死ぬことの道である。この意味で、瞑想とは死の模倣、すなわちエゴの死の模倣なのである。どのような方法であれ、一定の瞑想システムに熟練すると、やがて身体と心を完全に「目撃」しつくして、実際にそれらの上に出る、あるいは超越することが可能になる。こうしてエゴは死んでしまい、微細(サトル)な魂、あるいは「スピリット」が目覚める。禅では、これを「大死」と呼んでいる。

 

これはやさしい経験、主体と客体の二元論のおだやかな超越である場合もあるが、また───実際にある種の死を伴うため───恐ろしい経験の場合もある。しかし劇的であれ、かすかなものであれ、速い場合であれ、ゆっくりとした場合であれ、分離した自己が死に、あるいは溶解し、普遍的な「スピリット」のなかに高次の、あるいはそもそもの「自己」を見出すということに、かわりはない。

 

〜以上抜粋。ケン・ウィルバー著『死と再生と瞑想』より。

 

瞑想についてこれほど的確に表現された文章はないでしょう。「瞑想とは死の模倣、すなわちエゴの死の模倣なのである」という言葉にすべてが表現されています。

 

模倣であっても、エゴにとっては現実です。ですから強烈に抵抗します。あるいはなだめすかして、なんとか思いとどめさせようと働きかけてきます。そうした恐怖や誘惑に翻弄されてしまうと、私たちはエゴの死の模倣にブレーキをかけてしまいます。パラダイムシフトを起こせなくなってしまうのです。

 

エゴ、すなわち『自我』が死ぬことなしに、本当の私たちを知ることはできません。ただこれは模倣であって、本当にエゴが死ぬわけではありません。私たちが生きている限り、エゴとは付き合っていく必要があります。

 

エゴは本当の自分ではない。そう確信できることによって、エゴの死の模倣が完成するのだと思います。

 

今日は節目の1日です。自分の意識の生まれ変わりについて、じっくりと考えるいい機会かもしれませんね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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