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高羽そらさんインタビュー

B級映画でデトックス

今日は久しぶりに蒸し暑いです。午前中は時々雨も降っていました。でも京都で行われている祇園祭の山鉾巡行は、無事に終了してよかったです。やっぱり京都人ですから祇園祭は気になります。今朝も掃除を終えてから、BSで生中継を見ていました。

 

ここ数年は17日に前祭、そして24日に後祭となっています。これが本来の祇園祭の姿です。ところが私が30代のころは後祭が中止になっていて、24日には花傘巡行というのが実施されていました。その花傘巡行に、二度ほど参加したことがあります。

 

京都の花街に当番が回ってきます。ですから舞子さんを連れて、裃を着て行列に参加していました。山鉾巡行と同じように「くじ改め」の儀式もあります。舞子さんたちに「おきばりやす〜!」と励まされて、私が「くじ改め」をやっていました。暑いだけでなく、緊張の冷や汗で大変でした。その後は八坂神社で舞子さんたちの奉納舞がある、という段取りです。生中継を見ながら花傘巡行を思い出していました。京都は夏本番ですね。

 

IMG_0115

 

 

夏といえばハイビスカスです。この写真ではちょっとわかりにくいのですが、撮影しようとした瞬間に蜂が花に飛び込んできました。iPhoneのライブフォトは写真撮影と同時に動画になりますので、スマホだと蜂が飛び込んでくる様子が写っています。可愛かったですよ。

 

さて風邪気味なので、どうも仕事がはかどりません。午前中も掃除を終えるとしんどくなってきて、結局仕事ができませんでした。時間はないので焦っているのですが、体調のことなのでどうしようもありません。

 

仕方なく午後から録画していた映画を観ました。まったく知らない映画です。実はこの映画のおかげでやる気が復活しました!

 

Escapefromnewyork7

 

 

『ニューヨーク1997』(原題:Escape from New York)という1981年のアメリカ映画です。

 

1981年時点で1997年を描いているわけですから、近未来を舞台にした映画です。1997年のアメリカは犯罪者が増えすぎて、収容する場所がありません。そこでニューヨークのマンハッタン島全体が刑務所になりました。周囲に壁を巡らせて地雷等が仕掛けられています。一度でもマンハッタンに足を踏み入れると、二度と出てこられないという設定です。

 

ところが大統領が乗ったエアフォースワンが、ハイジャックされてマンハッタンに墜落します。驚いたことにツインタワーをかすめて墜落します。映画撮影時では20年後にあたる『911』の惨事を思い出しました。まるで映画が未来を予言しているようでした。

 

余談は置いておいて、脱出用ポッドで機外に逃れた大統領が、囚人たちにとらわれて人質になります。そこで潜入のプロだった主人公の登場です。元特殊部隊の隊員で英雄なのですが、強盗事件を犯してマンハッタンに収容されるところでした。釈放されることを条件に、大統領を助けるというアクション映画です。

 

主演はカート・ラッセルですが、正直言ってB級映画でした。時代が時代ですから、CG等は期待していません。それを差し引いたとしても、かなり杜撰なストーリーでした。テンポ感はありませんし、突っ込みどころでいっぱいです。

 

そもそも大統領を救うのに、なぜ一人で潜入しなければいけないのか? 少数精鋭の特殊部隊を送り込めばいいじゃないですか。主人公や協力者、そして悪役たちの人間的な背景も希薄すぎます。なぜこのような人物なのか、まったく理解できません。必然性が存在しないのです。感情移入どころの話ではありませんでした。

 

ぶつぶつと文句を言いながらも、結局最後まで観ました。風邪でしんどかったので、そうするしかなかったからです。ところが思わぬ副産物がありました。

 

あまりひどい映画を観たので、逆にやる気が出てきました。こんな中途半端な物語を書いてはいけないと思うと、一気にやる気が出てきたのです。反面教師というものかもしれませんね。

 

それで映画を観てから、体調はイマイチながらも少しは仕事をすることができました。この映画を観たおかげです。B級映画を観るとことで、やる気のなさが消えてしまったようです。一種のデトックス効果かもしれません。こんなことを書いているのを知ったら、監督のジョン・カーペンターさんは怒るだろうなぁ〜!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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