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高羽そらさんインタビュー

エンディングが全く違う!

この季節はいつも同じ言葉でブログが始まります。暑い!

 

岐阜県の多治見では39.7度を記録したそうです。殺人的な暑さです。神戸も猛暑日は確実ですね。

 

そんな暑いなか、今日も朝からずっと仕事です。イノベーションのつもりが完全な新作になってしまったので、四苦八苦しています。でも夢中になるので、暑さを感じずに過ごしているのだと思います。

 

そうして仕事に集中している時でも、休憩するといいタイミングでテレビをつけています。リオ五輪のサッカー予選で、日本代表が同点に追いついた瞬間のゴールを見ることができました。

 

午後からも気がついたら午後3時前。慌ててテレビをつけると、天皇陛下のお言葉が始まったところでした。なんだかんだバタバタしていても、その日のポイントは押さえているようです。

 

さて、昨晩に読了した本です。

 

IMG_3798

 

 

『盗まれた街』ジャック・フィニィ著という本です。

 

以前にブログで『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』という1956年の映画を紹介しました。その映画の原作です。映画では分かりづらい内容があったので、原作を読んでみたかったのです。

 

ブログでも書きましたが、1956年の映画とは思えないテンポ感のいい素晴らしい作品でした。ただどうしても映画は時間の制約があるので、気になることが残ります。でもこの原作を読んでそうした疑問が解消しました。

 

最初に感じたのはこの映画を作った人たちへの賛辞です。限られた時間なのに、かなり忠実に原作を映画化しています。原作のエピソードがうまく盛り込まれていました。監督も脚本家もグッドジョブです。

 

そして映画で気になっていた疑問も原作を読んで解消しました。植物の莢(さや)に似た大きな宇宙生物が、地上の人間そっくりに成長します。そして成長したら本人と入れ替わるのですが、本人はどうなるのかが映画では分かりませんでした。原子崩壊して、新しい本体に吸収されるのです。すごい発想!

 

さらにその宇宙生物がどこからやってきたのかも書かれていました。地球以外の他の惑星に生物がいないのは、その宇宙生物によって破壊されたという設定です。惑星の全ての生物に乗り移ると、約5年ほどで死滅します。その惑星の生き物が全て死に絶えてしまうのです。そしてまた莢になって、他の惑星を目指します。まるで映画の『エイリアン』ですね。

 

ところがどっこい、最後まで原作を読んでびっくりしました。映画は原作を忠実に再現していたのに、エンディングが全く違うのです。映画では主人公のマイルズは街から一人だけ逃げ出します。そして他の街の警察に事態を告げるところで終わります。恋人のベッキーは、脱出途中で乗り移られてしまうのです。

 

でも原作はハッピーエンド。恋人のベッキーは無事です。それどころからマイルズの機転によって、宇宙生物は地球を離れていきます。映画を先に観ていましたから驚きのエンディングでした。

 

この映画はいくつかリメイクされていますが、どれもこの映画のエンディングに沿っているようです。怖い映画はショックな終わりのほうが受けるのでしょうね。とにかくニコール・キッドマンが出演している『インベージョン』というリメイク作品を観るのが楽しみです。仕事がひと段落してからですけれどね〜!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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