これでいいや、の向こう側
今日の神戸はまさに快晴。見渡す限り雲のない青空が広がっています。今もこのブログを書きながら大阪方面を見ていますが、まったく雲がありません。
午前中に家を出た時はこんな感じ。見た目は暑そうですが、空気は秋です。木陰を歩いていると爽やかでとても快適でした。汗をかく量が減っているのか、水分補給も少なくてすみます。明日からは9月ですから、いよいよ夏も終わりが見えてきました。
そして今日は月末でしたので、買い物以外は仕事に必死でした。昨晩も日付が変わるくらいまでパソコンを膝に抱えていました。そして先ほど、無事に原稿をあるところに送ることができました。やれやれ。
今回感じたのは、最後の最後まで粘ることの大切さです。これでいいや、と思った瞬間にすべてが停止します。そこから一歩踏み込んで、その向こう側を見ることが何よりも重要だと痛感しました。
実は昨日の夕方の段階で予定する推敲は終わっていました。いつもならそこで完了です。でもその気になればまだ時間がある。原稿はネットで送りますから、必死になればもういちど目を通せるのではないか?
13万字近くある文章ですから、熟読するとなるとそれなりに時間が必要です。でも思い切ってやることにしました。そして実際にやってみることで、これでいいや、の向こう側を見たような気がします。
大幅な文章の追加はしていません。表現内容を変更した程度です。でもラスト近くであることが閃き、5行ほどの文章を追加しました。たった5行ですが、実は大きな意味を含んでくることに気づきました。まさにこれこそが、これでいいや、の向こう側の世界だと感じました。
それは、そこまで行かないと見えないものです。初めて実感しました。文章でも絵画でもダンスでも、何かをつかんだ人はこの世界を見ているかもしれないと思いました。日々努力を重ねながら、最後の最後でもう一歩踏み出す。そうすることで、これでいいや、の向こう側に行くことを続けているのだと思います。その積み重ねが、他者から抜きん出るために必要なエネルギーなのではないでしょうか?
自分の限界を超えて、さらにそれを広げていくというのは、こういうことなのでしょう。今さらながら身をもって体感しました。まだやれる、まだやれる、と思って何とか気持ちを奮い立たせる。ダウンを食らったボクサーが必死で立ち上がり、懸命にファイティングポーズをとる姿が目に浮かびます。それは実施に経験してみないと、見えない世界なのでしょう。この歳になっても、まだまだ学ぶことがあります。とてもいい経験になりました。
さて、しばらくは映画と読書に没頭します。目一杯インプットして、次の作品に向けて吐き出していきたいと思っています。
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