学校って行く意味ある?
今日は朝から快晴の神戸です。でも大阪から奈良にかけてものすごい雨雲があったようで、東の空はずっと真っ暗でした。幸いに神戸まで近づいてこなかったので、布団や洗濯物も干せました。久しぶりに貴重な太陽の光でした。
昨日iPhoneをiOS10にアップデートしたとブログに書きました。自宅ではWi-Fiなので気づかなかったのですが、外に出ると電波の表示がいつもと違っています。LTEの表示が4Gになっていたのです。あれ? LTEにつながらないの? もしかしてアップデートのバグ?
気になるとじっとしていられない性格なので、外出先で調べまくりです。ネットワークの設定をリセットしたり、機内モードを入り切りしたりと、ネットで得た情報をすべて試してみました。でも表示は変わりません。
諦め半分で検索ワードを変えて調べてみました。するとドコモのiPhoneはiOS10にアップデートすると、表示がLTEから4Gに変更になるとのこと。「最初から言ってよ〜〜」と文句を言いたくなりましたが、誰に言っていいのかわからないので諦めました(笑)
それにしてもiOS10は、アップデートしてよかったと久しぶりに思えるOSです。かなり使い勝手が良くなっています。最も驚いたのはApple Musicです。レイアウトが大幅に変更されて、めちゃくちゃ使いやすくなりました。わたしが過去に聞いたアーティストから構成されたプレイリストの配信にも感動。昨晩は眠る前にそれを聞いてしまったので、楽しくてかえって眠れませんでした。音楽を聴くのが、さらに楽しみになりました。
さて、昨晩に読了した本です。
『悩みどころと逃げどころ』ちきりん 梅原大吾 共著という本です。
これは対談本なのですが、めちゃくちゃ面白い! かなり強くお勧めしたい本です。
ちきりんさんは、社会派ブロガーとして多くの著作を出版されている方です。梅原大吾さんは17歳で格闘ゲームの世界大会で優勝。その後2010年に米国企業と契約を結び、日本人発のプロゲーマーとなった方です。
この対談のテーマは「学校教育」です。ちきりんさんはいわゆるエリートです。勉強は常にトップクラスの成績で、有名大学を卒業して、米国留学で修士課程も終えられています。逆に梅原さんは学校ではほとんど寝ていただけで、高校をかろうじて卒業されただけです。通知表はほとんど1や2だったとのこと。
ところが「学校って行く意味ある?」という質問に対して、ちきりんさんは否定、梅原さんは肯定されています。逆ならわかりますよね。このまったく意見が違う二人の対談が最高に面白く、それゆえに大きな学びをもたらしてくれます。
ちきりんさんは学校教育の呪縛から逃れることに苦労されました。勉強することについて疑問に思うことなく、教師の言うとおりに成績を上げようとしました。そのことによって、画一的な学校的価値観を植え付けられました。しかし社会に出てから、それがどれほど障害となるかを実感されています。
一方梅原さんは世界でも有名なプロゲーマーで、高額の報酬を得ておられます。ゲームファンからは『神』として尊敬されているほどです。ところがプロになるまで、学歴がないことで屈辱的な経験を何度もされました。そんな辛い経験から学歴を肯定されています。自分はまったく勉強せずに、寝ていただけらしいですが(笑)
このベクトルがまったく正反対の対談が行き着く先に興味がある方は、ぜひこの本を読んでみてください。学校教育に関する意見は違っても、二人が同じ人間だということがわかってきます。それは「今、この瞬間」の人生を楽しいと感じていることです。
自分がやりたいことをやっていくには、どう生きるべきなのか? この本を読むと、自分なりの答えが見つかるはずです。それほど素敵な対談でした。
この本を読んで梅原大吾さんが大好きになってしまいました。さっそく彼の『勝ち続ける意志力』という本を図書館で予約しました。手元にやってくるのが楽しみです。
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