ケイティとテイラーがそっくり
台風一過で見事な秋晴れです。全国的、特に関東方面ではかなり気温が上昇しているようですね。でも神戸は秋の涼しい風に包まれて、空は真っ青です。
今日は1日中、こんな青空が広がっています。窓を開けていると肌寒いので、久しぶりに昼間から窓を閉めて快適に過ごしています。台風の影響もなく、予定どおり歯科検診に行くことができたのでホッとしました。
マメに歯磨きをしているつもりですが、どうしても歯石がつきます。ですから3〜4か月に1度でも歯石を除去してもらうとスッキリします。できる限り歯を大切にして、食事を美味しく食べられるようにしておきたいですからね。お腹が減って、美味しいものを食べるときほど幸せなことはありません。でも歯が痛かったり自由に使えることができなかったら、その楽しみも半減します。
面倒ですが、3〜4ヶ月ごとの定期検診は続けるつもりです。そんな歯医者さんに通うときに必須なのが音楽。自宅からの行き帰りに音楽を聴きながら歩くのが大好きです。特に今日のような気持ちのいい天気に音楽を聴きながら歩いていると、その曲のリズムに乗って足が軽快に動きます。
基本的には70年代や80年代のロックを中心に聴いていますが、決して古い曲ばかりを聴いてるわけではありません。昔の楽曲ほど詳しくはありませんが、今の時代に旬で活躍しているアーティストの曲も聴くようにしています。
例えば女性ヴォーカリストでは、テイラー・スウィフトの大ファンです。最初は彼女のヴィジュアルから入りました(笑) だってめちゃ可愛いですものね。当然ながら彼女のInstagramもフォローしています。そして最新の『1989』というアルバムは、数え切れないほど聴いています。このアルバムのツアーをまとめたライブ映像も見ました。
ところが昨日、ケイティ・ペリーのアルバムを聴いていました。あまり馴染みはなかったのですが、名前はよく耳にしていましたので、一度じっくりと聴いてみようと思ったのです。俳優のオーランド・ブルームの恋人としても知られていますね。
聴き始めてビックリ。曲調がテイラー・スウィフトにそっくりなのです。ケイティはゴスペルの出身ですし、テイラーはカントリー歌手がスタートです。まったく違う場所からスタートして世界的なポップ歌手となった二人は、やがて同じ方向にたどり着いたのだと感じました。おそらくそれが今の売れ筋の音楽なのでしょう。
確かにケイティの声はゴスペルの雰囲気を感じます。とても情熱的な声です。一方テイラーはカントリー出身らしく声質は可憐な印象です。でも二人の曲が持っている要素はそっくり。シンプルで乗りやすいリズムが基本にあって、耳障りのいいサビが何度も繰り返されます。ですから覚えやすいのです。
例えばジェフ・ベックの最新アルバムを完璧に耳へ記憶させるのに、少なくとも10回くらいは聴きました。その複雑さがまた魅力なのですけれどね。でもこの二人の曲なら2回でおおよそのメロディを覚え、歌詞カードがあれば4回目で一緒に歌える自信があります。それほどシンプルなのです。
といっても決して軽薄な曲ではなく、何度も聴くことができる素晴らしい楽曲ばかりです。二人とも歌うだけでなく作詞作曲もしていますから、そういう意味では創作者としても才能を持っているのでしょう。
「売れる」というのは、そうなるだけの要素を持っているのだと思います。スタート地点の違う二人が同じ方向性に向かったのは、それが「売れる」要素だったからでしょう。そしてここまで「売れて」しまうと、今度は新しい「売れる」要素を彼女たちが創造していくのだと思います。
だから二人の後を追うアーティストたちは、独自の「売れる」要素を見つけていかなくてはいけません。そうでないと単なるコピーで終わってしまいます。「売れる」ことと独自性の境界線を追い続けることで、ある日大きくブレイクする瞬間が訪れるのでしょう。二人の曲を聴きながらそんなことを感じていました。
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