空腹の利用法
気温は高めですが、今日も見事な秋晴れです。といっても引きこもりデーなので、ひたすら仕事をしていました。遅々として進まない仕事ですが、それなりに楽しんでやっています。
時間を見つけて、先週録画した連続ドラマを見ました。大好きな市川海老蔵さんが主演している『石川五右衛門』です。2009年に新作歌舞伎として海老蔵さんが舞台で演じた作品を、ドラマ用に再構成された作品です。その第1回目の放送を見ました。
衰退する時代劇の復活を意図したドラマらしいので、昔の時代劇の面影を十分に感じました。さらに現代ドラマのテイストも加味してあって、ちょっと笑いながらも、かっこいいドラマになっていました。セリフ回しも歌舞伎調ですので、海老蔵さんの魅力が十分に出ていたと思います。
この番組のように気楽に見るドラマは、あまり時代考証等を気にしないほうがいいですね。細かいことにこだわらず、ドラマの雰囲気を楽しむのが一番。そしてそれこそがまさに歌舞伎の楽しい見方です。しばらくは毎週金曜日に『カブいている』海老蔵さんを見られるので楽しみです。
さて、先日もブログで宣言しましたが、ダイエット中です。予定どおりに順調に進んでいまして、年内に目標達成するのはほぼ確実です。過去にダイエット経験もありますので、わたしは少し変わった方法をとっています。
詳しくはダイエットが完了したら紹介しますが、週に1度のペースで36時間の断食をはさんでいます。ダイエットを主流にするのなら、この程度の断食で長期間続けるほうが効果的です。あくまでもわたしの場合ですけれどね。
ちょうど今日はその36時間断食の真っ最中です。『空腹は楽しい!』という記事で書いたとおりに、空腹を楽しんでいます。肉体の飢えと心の飢えを混同することなく、純粋に空腹を楽しむ方法です。それがうまくできるようになると、新しい空腹の利用法を体験することができます。
空腹になると五感が敏感になります。ノンカロリーですからお茶やコーヒーを飲むことがあります。断食中にそうした飲み物を口にすると、いつもより格段に美味しく感じます。味覚や嗅覚が敏感になっているので、深い領域まで知覚することができるのでしょう。
心の飢えと分離することで空腹を楽しめるようになったら、今度はあえて心と身体を連動させることで新たな経験が可能です。断食中の敏感な感覚を心に反映させるのです。本を読んでいても、映画やドラマを見ても、そして仕事をしていても、感覚が鋭敏になっているのがわかります。
飢餓状態の肉体が心と連動することで、より詳細な情報を得ようとしているのだと思います。満腹だとスルーしてしまうようなことでも、逃さずキャッチすることができます。肉体が栄養を得よう、得ようとしているので、心も栄養を強く求めているのです。
だから予想外のアイデアが湧いてきたり、ケアレスミスにも気付きやすくなります。さらに夢のなかで小説のヒントなる情報を、普段より頻繁に得ることができます。あくまでも空腹を楽しめるようになることが前提ですが、うまく心と連動させると思わぬ効果があることに気づきました。ということで、明日の朝食まで断食を楽しみま〜〜す!
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