幸せになる勇気
今日は雨の予報だったのですが、結局降りませんでした。それどころか夕暮れ近くになって青空が見えています。でも今日はぐっと気温が下がったような気がします。じっとしているとかなり肌寒いです。
もしかしたら気温のせいだけではなく、今日は週に1度の36時間断食の真っ最中だからかもしれません。何も食べずに胃腸が消化吸収作用を休んでいると、それに関する熱量が発生しないようです。だからどことなく肌寒く感じるのでしょう。
でもそんな肌寒さを吹き飛ばしていくれるのが、レディー・ガガ! 今月の21日にリリースされたばかりの『Joanne』をバッチリと聴き込んでいます。今のところでも7〜8回は聴いているはずです。ほぼ曲も覚えました。
レディー・ガガのヒット曲は当然ながら知っていますが、じっくりとアルバムを通して聴いたのは初めてです。いや〜、これほど素晴らしいアーティストだとは思いませんでした。曲のジャンルも激しいロックから、アコースティックな曲までバラエティに富んでいます。そして声がいいし、歌が上手い。めちゃめちゃファンになってしまいました。
これからもっと聴き込んで、曲の詳細な分析をしていきたいと思っています。コンピュータによる打ち込みが多い印象でしたが、意外にもミュージシャンたちの吐息が聞こえてきそうな演奏でした。しっかりと楽器が見えます。このアルバムのライブツアーが行われるのなら、その映像を是非にも見たいと思います。このアルバムからカットされたPVもめちゃカッコいいですよ! せっかくなので紹介しておきます。曲のタイトルは『Perfect Illusion』です。
さて昨晩読了した本です。ずっと楽しみにしていたのですが、ようやく読むことができました。
『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII』岸見一郎 古賀史健 共著という本です。
わたしが大好きで何度も読み返している『嫌われる勇気』という本の続編です。前作と同じように、この作品も青年と哲人の対話形式になっています。ですから非常に読みやすいですし、理解も進みます。
いきなりこの本を初めて読む人にも内容が理解できるような構成になっています。『嫌われる勇気』の内容をさらに深めた作品ですから、アドラー心理学についてより深い理解が可能となります。でもできることならば、前作を読んでからのこの本を読む方が効果的だと思います。
内容については割愛しますね。何か感じた人はぜひ読んで見てください。きっと後悔することはないはずです。ひとつだけ心に強く残った言葉があるので、それを紹介しておきます。
『嫌われる勇気』では、アドラー心理学の基本が書かれていました。具体的な例をあげて書かれているので、その真意がとてもシンプルに理解できます。そして実際に著者は、「世界はシンプルであり、人生もまた同じである」と哲人に語らせています。
この『幸せになる勇気』では、その言葉を一歩推し進めたセリフを哲人が言っています。
「しかし、シンプルであり続けることは困難であり、そこでは日々が試練となる」
厳しい言葉ですが、核心をついていると思います。人間というものはシンプルだからといって、すぐにできるとは限りません。それほど変化することが怖いのです。ましてやそのシンプルを実践することで苦難に遭遇すれば、そうあり続けることがさらに難しくなります。
幸せになる勇気とは、そうした試練を覚悟しながらも、新しい自分になろうとトライし続けることだと思います。アドラー心理学は、勇気の心理学でもあります。そんな勇気を持たせてもらえる、素敵な本でした。
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