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高羽そらさんインタビュー

死のシミュレーション

冬将軍がやってくるとは聞いていましたが、マジで寒い今日の神戸です。早朝から台風のように荒れ狂う六甲おろしに叩き起こされました。これまでは少し寒い日でもジャケットで外出していましたが、今日はダウンジャケットに変更。それでちょうどいいくらいの寒さでした。

 

北海道は猛吹雪になるそうですし、東京では今夜に積雪があるかもしれないとのこと。昨日との温度差がありすぎるので戸惑ってしまいます。昨日と今日で10度近くも気温が下がるなんて異常ですね。

 

毎年六甲山は見事な紅葉を見せてくれるので、自宅にいながらにして楽しむことができます。ところが今年はどうも色づきがよくありません。おそらく暖かい日が多く、朝晩の気温差があまりなかったからでしょう。くすんだような赤や黄色ばかりで、このまま寒くなって冬枯れの六甲山になってしまいそうです。

 

さて話は変わりますが、「今日を最後の日と思って生きる」のはわたしの信条です。うまくできる日もあれば、そうでない日もあります。それでも朝起きて活動を始めると、そのことを意識して過ごしています。

 

『死』を意識する生き方ですが、最近はさらに新しい試みを加えています。それは『死のシミュレーション』です。

 

朝から夜になって布団にもぐり込むまでは、「今日が最後の日」だと思って全力で生きます。そして布団に入って眠るという段階で、もう一歩それを先に進めています。

 

『今、この瞬間に死ぬ』

 

そうイメージしています。本気で思うことが難しいのは理解しています。けれどもできる限りその状態を想像してみるのです。灯りを消して布団で仰向けになります。そして目を閉じて自分が死を迎えていることをイメージします。

 

もう言葉を発することはできません。もちろん寝返りすることでさえ無理です。そのまま意識を失えば、永遠の眠りにつくことになります。真剣にそのことを想像してみて、どんなことを思うかを実際に感じています。

 

トライする前は、きっと焦るだろうなと想像していました。書きかけの小説のことや、達成していない目標について思い悩むだろうと思いました。ところがここ数日をかけて挑戦していますが、意外や意外、そうした中途半端に終わることにあまり焦りを覚えませんでした。

 

わたしの心に浮かんだのは2つだけです。

 

妻に愛していることを伝え、今までの人生の感謝の言葉を述べること。

 

ミューナを思い切り抱きしめて、その柔らかくて暖かい感触を感じることです。

 

2度と話せない、2度と起き上がることができないと思った時、どうしてもやっておきたかったというのはこの2つだけでした。でも誤解しないでいただきたいのは、後悔が存在しないということではありません。それどころか抱えきれないほどの後悔を覚えました。

 

でもどうしようもないものは、考えても仕方ありません。どうしようもないけれど、なんとかしたいと必死で願うのは先ほどの2つだけでした。それ以外のことは諦めるしかないと思えたのです。後悔しつつも、仕方ないなぁと心のどこかで手放していました。

 

これは普段の物事に対する接し方が影響しているのかもしれません。わたしは後悔したりウジウジ悩むことはしょっちゅうありますが、どうしようもないことはできる限り考えないようにしています。今の自分が何かアクションを起こせるなら行動しますが、できないことについて思い悩むことをやめるようにしています。

 

もしそういう感覚を持っていなければ、布団のなかで悶々としていたかもしれません。『死のシミュレーション』は、わたしたちが日常の生活で物事に対して、どのように接しているかを教えてくれるような気がします。自分の感覚を知ってみたい方は、ぜひトライしてみてください。何か新しい気づきがあるかもしれませんよ。

 

ただしやるのは、心身ともに普通の状態の時だけですよ。本当に死にたいほど思い悩んでいる時に『死のシミュレーション』をやると、それはシミュレーションで終わらないかもしれませんから。あくまでも自分の潜在意識を知るための、ちょっとした実験程度に考えるほうがいいと思います。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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