浅田真央さんについて想うこと
昨日は日が落ちてから、神戸の六甲あたりは強い風が吹き荒れていました。寒気が入ってきたので、おなじみの六甲おろしですね。深夜の午前１時ころまで、台風のような風が窓に吹きつけていました。
一気に気温が下がったせいか、布団に入ってきたミューナはわたしの身体にへばりついて３時間も爆睡していました。おかげで寝返りもできず、その３時間は硬直していました（笑）
そして朝起きると、雪が舞っていました。先日チラッと雪が降った時は初雪認定されませんでしたが、今日の雪はこの冬の神戸の初雪となりました。朝日に照らされて降る雪の動画をInstagramでアップしましたので、ぜひのぞいてみてくださいね。
さて雪といえばウインタースポーツです。自分ではやりませんが、見るのは大好き。特にフィギュアスケートを見るのが好きなので、12月はグランプリファイナルや全日本選手権を毎年楽しみにしています。
今年の全日本選手権は羽生結弦選手がインフルエンザで欠場するというアクシデントがありましたが、とても楽しく見ることができました。ほとんど10代の選手なので、次の平昌オリンビックが楽しみですね。
男子は羽生選手という金メダリストがいますし、女子も宮原知子選手がメダル争いのできる選手になりました。わたしが来年の世界選手権で応援しているのは神戸の選手である三原舞依選手です。そしてジュニアですが、本田真凛選手にも注目しています。
そんななか、これまでの女子フィギュア界を牽引してきた浅田真央選手が、全日本選手権で12位という結果に終わりました。ある意味世代交代を象徴するようなことになりましたが、わたしは彼女をとても尊敬しています。まだ引退しないと発言した時、さらに尊敬の思いが強くなりました。
周囲の人たちは好きなことを言うものです。引き際を誤ったとか、引退するべきだとか。ネットのニュースを見ていても、応援するよりは批判的な記事が多いように思います。怪我のせいもあるでしょうが、確かに彼女の演技を見ていて心が痛くなりました。
バンクーバーオリンピックで金メダルを逃しました。浅田選手にしてみれば最大のチャンスだったわけですから、銀メダルでも素晴らしいのに、納得はいかないでしょう。そして果敢にソチオリンピックに挑みました。でもメダルさえとることができません。
自分の描くイメージと現実とのギャップに、きっと打ちのめされたことだと想像します。しばらく現役を続行するのを悩んだのは当然でしょう。日本のスケート協会にしても、スター選手である浅田選手の現役続行を願っていたはずです。そんな雰囲気を感じると、なおさら心が揺れたことだと思います。
肉体は満身創痍ですし、それ以上に心は何度も折れたことだと思います。現状を見れば、次のオリンピック出場が難しいことは素人のわたしでもわかります。それでも立ち上がろうとする姿を見て、わたしは尊敬せずにはいられません。
アスリートが引退を決めるのは自分自身です。周囲の声なんて気にする必要はありません。自分の人生なのですから、納得がいくまで闘うべきです。もちろん諦める勇気が必要なことも、これから先は出てくると思います。それがいつなのかはわかりません。明日かもしれないし、１年後かもしれません。
でも本人に闘争心がある限り、誰にも止める権利はないと思います。もうダメだと思うまで、とことん闘って欲しいと願っています。負けてもいいじゃないですか。オリンピックに出られなくてもいいじゃないですか。未来になって後悔するより、ずっといいと思います。
わたしのような素人が、浅田選手に頑張れなどと言えません。だっていつも頑張っているのですから。でも応援することはできます。そして彼女の強さを心から尊敬しています。周囲の雑音に惑わされず、自分の想いを貫いて欲しいと願っています。来シーズンの浅田選手の勇姿に期待しています！
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