わぁ、猫が体外離脱した!
降りました、降りました。神戸では久しぶりの積雪です。
今朝起きてバルコニーに出ると、こんな景色が見えました。ここまで積もるのは珍しいので、貴重な写真です。
朝日が昇ってくると、雪がオレンジ色に輝いて綺麗でした。こんな景色を見ると、寒いのを忘れてバルコニーに出てしまいます。
昼間もかなり雪が降ったのですが、さすがに積雪はこの写真がマックスです。夕方になるともう何も残っていません。
ところが京都はちがいましたね。今日は大好きな全国女子駅伝があったので、テレビ中継を見ていました。すると国道の歩道あたりでも積雪しています。そしてレースの最中も、吹雪のような状態が何度もありました。走る選手の頭にも雪が積もっていましたものねw
今年の駅伝は、近年では見たことがないほど素晴らしいレースでした。最後のアンカーにタスキを渡した段階で、10秒以内に6チームほどいました。応援していたのは出身地の京都と兵庫です。その京都は2位でアンカーにつなぎました。
ところが岡山の選手がすごい。グングン追い上げてきます。京都は1位だった千葉を抜いてトップにたったのですが、岡山の選手の足音が近づいてきます。結局勝負は西京極陸上競技場のトラック勝負に。
もうめちゃ興奮してしまい、仕事の手を止めてテレビに見入っていました。京都がめでたく優勝したのですが、2位の岡山とは2〜3秒の差です。外は寒波で寒いのですが、熱いレースを見せてもらえて心がポカポカになりました。
さて冬になると楽しみなのが、猫と寝ることです。夏は近寄ってもくれませんが、冬は一緒に寄り添って寝てくれます。人間より体温が高いですから、こちらとしても生きた湯たんぽと同じです。猫を飼っている醍醐味ですね。
今朝午前4時ころのことです。ミューナがわたしの左脇に潜り込んできました。ちょうど目が覚めた時だったので、ゴロゴロというミューナの声を聞きながら彼の温もりを感じていました。目を閉じていましたが、眠れないのでそのままじっとしていました。
ところが突然、仰向けになったわたしの身体の上をミューナが歩いています。正確にいえば目を閉じているので、その重量を感じたのです。一歩一歩、小さな足がわたしの身体を踏みつけているのがわかります。
あれ、布団から出たのかなぁ、と思って左腕に意識を向けると、そこにミューナの身体がありました。はっきりとフワフワの体毛と体温を感じます。だったらわたしの身体の上を歩いているのは誰、誰、誰なの〜〜〜???
でも直感的にミューナが体外離脱をしたのがわかりました。言葉ではうまく言えませんが、わたしの上に乗っているのがミューナだとわかるのです。なぜなら、わたしが体外離脱中に、何度も同じように身体を抜け出してついてくる彼を見ているからです。
だからあえて目を開けずに、その感覚を感じていました。肉眼で見たら消えてしまいそうな気がしたからです。するともう一匹のミューナはわたしの身体を通過すると、右脇に潜り込みました。
さすが体外離脱猫。布団を開けなくてもそのまま通過して入ってきました。そして左脇で眠るミューナと同じように、わたしの右脇で眠りました。そう、わたしは両脇に猫を抱えて身動きできませんでした〜〜!
左側と同じように、右側のミューナも温かくて体毛のフワフワを感じます。大きさも重量もほぼ同じ印象です。強いて言えば、どこか実態がない感覚があります。目を閉じてありのままに感じている状態でしか、知覚できないように思いました。
その姿を確かめようとして布団をめくったり、覗きこんだ瞬間に物質世界では認識できなくなると思います。だから目を閉じたまま、1時間くらいは両腕に猫を抱えて横になっていました。そして1時間たって左の本体が布団から出ていくと、右の猫もすっと感覚が消えていきました。
猫が体外離脱をした瞬間をリアルに感じた珍しいケースなので、ブログで紹介させていたきました。
ところで話は変わりますが、『永遠なる玉響』の下巻が昨年末に配信開始されたことに伴って、その舞台を実際に訪ねた記録をFacebookページで紹介しています。上巻の時は5月から6月にかけて記事にしました。
そして今は下巻についての記事を1日置きに書いています。もう残す舞台はあと少しですが、『永遠なる玉響』紀行をぜひ見にきてくださいね。Facebookページはこちらです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。