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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.187

なんでだろう? と思うことは結構多い。

 

そう思うことの理由が、自分の知識不足ならどうにかなる。ネットで検索したり本を読むことで、ある程度のことは理解できる。

 

ところが特定の関係者しか知らないという理由もある。それは調べても一般的に公表されていないから、そのうち誰も気にしなくなる。そういうもんだろう、と勝手に自分を納得させてしまいがち。

 

ボクが以前から思っていた『なんでだろう?』が、自動車のスピード。現在の技術なら、リミッターを設定することであるスピード以上を出せないようにできる。実際、トラックにはそうした装置がつけられている。

 

でも一般の乗用車は、かなり高いリミッター設定となっている。普通車なら180㎞、軽自動車でも140㎞くらいのスピードまで出せるはず。

 

ところが一般道の法定速度は60㎞だし、高速道路でも80㎞が法的に決められている。緊急時における対応を考慮すると、法定速度に合わせてリミッターを設定するのは無理だと思う。だけど120㎞くらいでリミッターを設定することは可能なはず。

 

それなのに自動車メーカーは、なぜそのようなことをしないのか? その理由が書かれた記事を見つけた。

 

なぜ市販車は、法定速度以上のスピードが出せるのか?

 

欧米の法定速度は高いので、リミッターは210〜250㎞に設定されている。ポルシェなどはリミッター自体が設定されていないので、300㎞くらいは出せるらしい。ドイツには制限速度のないアウトバーンという高速道路があるからだろうね。

 

日本車でも日産のGT-Rなんか、GPSでサーキットにいることが確認できると、リミッターを解除できるそう。どちらにしても時速120㎞くらいのリミッターをつけている自動車はない。技術的には可能にもかかわらず。

 

この記事に、その理由が書かれている。これがメーカーの本音かどうかは、わからないけれどねw

 

・将来、高速道路の法定速度が引き上げになる可能性を考慮。


・高性能であるほうが、商品力が高まる。


・日本独自の規制を設けることで、海外から非関税障壁等の非難をされる可能性。


・一般道以外(モータースポーツ)の使用における必要性。

 

なるほどねぇ。日本の自動車メーカーとしては、こういう事情で180㎞でのリミッター設定にしているらしい。

 

非関税障壁等で非難されるという理由なんか、実に興味深い。つまり120㎞くらいのリミッターに設定した車なら、安全面を評価されて海外でも売れるということなのだろうね。

 

この記事に関するコメントを見ていると、さらに面白い理由をあげている人がいる。スピードー違反の取締による警察の罰金収入は、年間で何百億という金額らしい。もし低いスピードでリミッターを設定すれば、その収入が断たれることになるからという理由。

 

その真偽は別として、要するに明確でない『大人の事情』が他にもあるということらしい。

 

ボク個人的に言えば、120㎞くらいでリミッターを設定するのに賛成。スピードの出し過ぎによる交通事故が確実に減ると思うから。

 

その一方で、ちょっと残念に感じることもある。自動車というのは運転する人の人間性がモロに出る。普段はおとなしい雰囲気を見せていても、ハンドルを握ると豹変する人がいる。

 

低いスピードでリミッターが設定されたら、そんな人物の本性が見えにくくなるだろうなぁ、と思ってしまう。不謹慎だけれど、人間観察的な面だけで言えば、制限を設けないほうが面白いのは確か。これはあくまでも、個人的な興味だけれどね。

 

どちらにしても自動運転の車が普及したら、自動車は法定速度で走るのが当たり前になるはず。センサーでその道路の制限速度を感知して、自動的にリミッターを作動させるだろう。

 

極端かもしれないけれど、サーキット以外は人間が自動車を運転してはいけない、という時代が来るかもしれない。でもボクはそれでいいと思う。

 

交通事故で命を落とすなんて、どう考えても無駄死にだと思うから。加害者と被害者、そして両者に関わる周囲の人間たちの人生をネガティブな方向に変えてしまうだけだからね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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