ストレスを涙で流したいあなたへ
暖かいけれど、天気予報どおりに今日は雨。特に午後になって、かなり本降りの雨になってきた。
でもまだ桜は満開を迎えていないから、散ってしまう心配はなさそう。きっと来週の週末でも、見事な桜が見られると思う。
そして春の花は桜だけじゃない。春を待ち望んでいた多くの植物が、一斉に花を開いている。
昨日の散歩中、ドヤ顔で咲いているフリージアを見つけた。うん、うん、たしかにメチャ綺麗。決して桜に負けてないよね。
こんな天気なので、今日もひたすら仕事。想像していたより手間がかかっているので、それなりにストレスが溜まっている。
あまり溜め込むとろくなことにならないから、ストレスは適度に外へ出してやる必要がある。カラオケボックスでも行って、大声で歌うのもいいだろうね。
だけどわざわざ雨のなか出かけるのは大変。自宅にいながらストレスを解放するいい方法はないだろうか?
そこで思い出したのが映画。ストレス物質は涙と一緒に出ていくらしい。だったら思い切り泣ける映画を観ればいい。それならこの映画が最適だ!
『フィールド・オブ・ドリームス』という1989年のアメリカのファンタジー映画。
もう何十回観ただろう? 映画館にも行ったし、レンタルでも数え切れないほど観ている。
この作品以外にも泣ける映画はいくつもあるけれど、これほど涙が流れ続ける映画はない。しょっぱなの『声』が聞こえるシーンで、それが誰の声なのかを思い出すだけで泣けてくる。
もちろん悲しくて泣くのではない。それなら余計にストレスが溜まっちゃうよね。感動の涙だからこそ、ストレス物質を洗い流してくれる。
主人公のレイを演じているケビン・コスナーを初めて知ったのは、この映画の数年前に公開された『アンタッチャブル』という作品。その作品も大好きだけれど、この映画を観てからボクが抱く彼のイメージはレイから抜けなくなってしまった。
ボクにとっては『ボディガード』や『ウォーター・ワールド』のケビンより、この映画のレイが彼のイメージの多くを占めている。それほど大好きな役柄。
そして忘れられないのは、妻のアニーを演じたエイミー・マディガン。彼女がいるから、この映画が素晴らしい作品になっていると思う。
さらに悪いマフィアのイメージが強いレイ・リオッタも、この映画でのシューレス・ジョー役は最高! ボクはこの映画の彼が大好き。
有名な映画だから、観たことがないという人は少ないだろうね。だけどもし未見の人がいたら、絶対に観て欲しい映画。
その人のためにも、ストーリーには触れずにいたいと思う。あの『声』の正体を知ったとき、そしてその本当の意味がわかったとき、自分では止めることのできない涙を体験してほしいから、今こうして書いていても、また涙が出てきた。
おかげでたっぷりとストレス物質を放出することができたよ〜〜!
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。