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高羽そらさんインタビュー

人間である要因は何だろう?

今日も暑いよねぇ。引きこもりの日は比較的快適に過ごすことが多いけれど、今日は家でじっとしていても暑い。猫のミューナは涼しい場所を探して、ひたすら睡眠中。できる限りエネルギーを消費しない作戦なのだろう。

 

こんな暑さでも仕事ができているのはありがたい。毎日書くことで、物語の流れが途切れないのがうれしい。これは思っているよりも大事なことで、いたずらに間をあけてしまうと、元の状態を取り戻すのに数日かかってしまう。

 

今日は書くことに集中していたのは3時間くらいだけれど、その前後の準備や読み直しの時間を含めると、かなりの時間を費やしている。これは毎日の流れを継続しているからできること。どんなことも続けることの大切さを、言葉ではなく自分の感覚で知ることが大切なのだろう。

 

さて続けるといえば、今年の後半は映画の続編が多い。楽しみにしているのは『スターウォーズ』だけれど、実はもうひとつ待ち望んでいる映画がある。それはハリソン・フォードが主演する『ブレードランナー』という映画の続編。

 

今日は10月の続編公開の準備として、久しぶりにこの映画を観た。

 

Bladerunner.fordblue

 

 

『ブレードランナー』という1982年のアメリカ映画。原作はボクも最近になって読んだけれど、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』という有名なSF小説。

 

ところが今回見たのは、ボクが初めて観る2007年に公開された『ファイナルカット版』。監督のリドリー・スコットが編集し直した『ディレクターカット版』をさらにまとめたものらしい。最初の公開ではカットされた、ハリソン・フォードが演じるリック・デッカードのユニコーンの夢がきちんと挿入されていた。

 

暴力シーンが多いけれど、やはりいい映画はいつ観てもいいものだ。久しぶりにじっくりと見直して、原作とのちがいを楽しみながら、映画独自の世界観を堪能できた。2019年の地球が舞台だけれど、ここはロス? それとも日本? というような不思議な空間が舞台になっている。

 

この映画を最初に観たときは、2019年はマジで未来だった。だけど今の視点で考えると、わずか2年先のことだよね。残念ながら、まだ車は空を飛んでいないし、2年後に飛びそうな気配もない。

 

この映画は地球に存在することが禁じられているアンドロイド、映画ではレプリカントを見つけて処分するブレードランナーの物語。このレプリカントたちは見た目では人間と変わらないし、感情だって持っている。

 

だけど優秀なブレードランナーの手にかかると、簡単な質問をいくつかされるだけで見抜かれてしまう。ある意味悪役であるレプリカントだけれど、この映画では決して憎めない。むしろ哀れに思えてくる。

 

彼らはその能力ゆえに、人間が立ち入ることのできない地域で奴隷のようにこき使われてきた。だけど寿命はたった4年。そのことを知ったロイたちレプリカントが、地球にやってきて寿命を伸ばしてもらおうとする。その切実な想いに、ボクはいつも切なくなってしまう。

 

アンドロイドと人間はどこかちがうのだろう? この映画はいつもそう問いかけてくる。人間であることの要因とは、いったい何だろう? ボクはこの映画を観ると、その答えがわからなくなってくる。

 

自分がレプリカントだと気づかなったレイチェルは、記憶を移植されていた。自分には母親との思い出や、幼年時代の記憶がある。だから人間だと信じていた。人間だって自分が自分であることを自覚できるのは、そうした記憶があるからだろう。

 

ボクは7歳のころに家を出た母親の写真を持っていないので、その顔を思い浮かべることさえできない。抱き上げてもらった記憶はあるけれど、それを証明する写真はない。母親の写真ごと幼年時代の写真はすべて処分されているので、自分のことを証明するものがない。

 

もしこの映画のようにそれは植え付けられた記憶だと言われたら、否定のしようがないよね。もしかしたらボクはレプリカントかもwww

 

さて続編はどんな映画になるんだろう? タイトルは『ブレードランナー2049』というもので、今日観た映画の30 年後の世界を描いている。もちろんハリソン・フォードはデッカー役で出演する。

 

ちらっと予告編を観たけれど、かなり面白そう。この映画では、もうひとりレプリカントがいたことになっている。それは映画の構成上のミスらしいけれど、続編でその秘密を明かすという噂も目にした。

 

そしてもしかしたらデッカーもレプリカントでは? という謎も残っている。そのあたりはどうなるんだろう? とにかく公開が楽しみ。できることなら久しぶりに映画館に足を運ぼうと思う。

 

だってエド・シーランのライブチケットがゲットできなかったから、映画館でも行かないとそのストレスが解消されないからね! エド・シーランの曲を聴きながらこのブログを書いているから、ますますそう思ってしまうわ〜w

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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