今日は納涼の日かな?
台風が停滞している影響なのか、今日の神戸は一気に蒸し暑くなった。ところが暑さをボヤいている場合じゃない。
土日にやり終えなくてはいけない仕事が入ったので、暑いのも忘れて集中している。ということなので、今日と明日のブログはちょっと短くなると思う。
さて夏も本番なので、暑さに向き合っていかなくちゃいけない。我が家にはエアコンという文明の利器がないので、必然的に古典的な手法を取らざるをえない。
暑さがぶり返した今日、二つのもので乗り切ろうと思っている。そのひとつはホラー映画。怖いものを見たら、どことなく寒気を感じて涼しくなる。
たまたま昨日、BSで懐かしいホラー映画を放送していた。そのチャンスを逃す手はない。
この画像を見たら、説明はいらないよね!
『リング』という1998年のホラー映画。もう何度も観ているし、知っている人も多いから説明の必要はないだろう。近年のホラー映画の基本中の基本と言っていいかもしれない。
ボクがこの映画を初めて観たのは、妻と結婚して翌年のことだった。たまたま映画のチケットをもらって映画館に行った。この『リング』と『らせん』の二本立てで、面白かったけれどめちゃ怖かったよ〜〜!
ホラー映画は基本的に映画館に行かない。中学生のころに『サスペリア』を映画館で観てトラウマになったから。それでもタダ券に釣られて、この映画は観に行ってしまった。
ほぼ20年近く経った作品だけれど、改めて見直してみてもよくできていると思う。ボクとしては原作の小説のほうがずっと好きだけれど、映画としてのこの作品は高く評価している。なんといったって、テレビのブラウン管から出てくる貞子は強烈だものね。
ただ、やはり時間的な古さを感じたのはたしか。固定電話が中心となっていたり、松嶋菜々子さんが演じる浅川の使う携帯電話が古かったり、公衆電話を使っていたり。
そもそも貞子が自分の恨みの念を拡散させようと使用したアイテムが、ビデオテープだからね。今ならネットのストリーミング配信を使うだろうな。
気になったのは、なぜ貞子はビデオを見た人を7日後に殺したんだろう? 彼女のなかで7日という時間の必然性に疑問を持ってしまった。当時は何も思わなかったんだけれどね。すぐに殺してもいいし、3日後でも、1ヶ月後でもいいはず。なぜ7日なのだろう?
ボクが作者なら、貞子が井戸に放り込まれて死ぬまでの時間と合わせる。生き絶えるまでに4日かかったなら、ビデオを見た人間を4日後に殺させるような設定にするだろうな。それなら自分と同じ苦しみを与えたいという理由になるからね。
それにしても、松嶋菜々子さんの可愛いこと。原作では男性が主人公だけれど、女性を使ったことで母性愛が効果的にイキたと思う。そしてこのころの真田広之さんて、めちゃめちゃカッコいいよね。あれほどヒゲが似合う人はいない。
そして今日驚いたのが、竹内結子さんが高校生役で出演していたこと。まったく記憶になかった。一緒に観ていた妻が「竹内結子さんじゃない?」と言ったので初めて気がついた。今になってこんな事実を知ってしまったよ。
さて、昼間は『リング』で涼しくなったので、今夜は納涼の仕上げをする。
今日は神戸三宮の花火大会なので、自宅マンションから花火を鑑賞する予定。これぞまさに古典的な納涼だよね。
だけどその前に、仕事を追い込んでおかなくては〜w
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。