チョコレートで癒されたい
今日、買い物から戻ってくると、関西テレビさんから郵便が届いていた。なんだろうと思って開けてみると、こんなものが入っていた。
9月1日の『報道ランナー』というニュース番組で、ボクが投稿した写真を採用してもらえた。そのときの電話説明で報酬は発生しないという説明を受けていたけれど、こんな記念品を送っていただけるとは思いもしなかった。
番組名が入ったボールペンだけれど、そんなに高価なものじゃない。だけど気持ちが嬉しいなぁ。人間って感情で動く生き物だから、ちょっとしたことで感動する。少なくともこの番組が続く限り、この時間帯の別の局のニュースは見ないと決心した。そんなものだよね。
そしてそんな人間心理をうまくとらえて新商品を出してくるのがApple。今日のネットは新しいiPhoneの話題で持ちきり。ボクもざっと記事をよんで、11月に発売されるiPhone Xの概要が理解できた。
ちょうど今月は2年前に購入したiPhone 6sの契約満期を迎える。だけど残念なことに11月の発売だと、解約手数料が発生しない時期を過ぎてしまう。だから2年前のように、乗り換えを検討できそうにない。
でもいいんだよね。だって去年の暮れに無償でバッテリーを交換してもらっているから、今のiPhoneはまだまだ元気。そしてキャリアのほうも、実質0円というシステムを廃止しつつあるから、元々今回は乗り換える気持ちが希薄だった。
年内はじっくり様子を見て、来年になったらどうするかを考えるつもり。と言いつつ、11月の発売と同時に購入しているかも〜〜w
新商品というのは惹きつけられるもの。そしてボクを同じように惹きつけるのが、美味しい食べ物。なかでもボクはチョコレートが大好き。そんなチョコ好きが観たら垂涎ものの映画を観た。
『ショコラ』という2000年のアメリカ映画。名前はずっと知っていたし、名作だと聞いていた。でもずっと観る機会がなかった作品。ようやく出会うことができた。
いやいや、これはすごい! マジで名作だった。久しぶりに心を揺さぶられる素晴らしい映画だったよ。何度もウルウルして、両目に涙が溜まってしまった。
舞台はフランンスのある村。村長がその村のすべてを仕切り、規定された枠から外れることを許さない。少しでも他人とちがうことをすれば、すぐに村を追い出されてしまう。そんな村に、母と娘の親子が流れてきた。
母親はさびれた古い店舗を借り、チョコレートの専門店を開業する。ところが街は厳格な断食期間。村長が目を光らせるので、なかなか店に近づく人がいない。けれどもやがてチョコの魅力に引き寄せられた人が、一人、また一人と訪れる。
店主のヴィアンヌが作るチョコは、癒し効果を持っている。この街で暮らしながら多大なストレスやトラウマを抱えた人たちが、そのチョコによって癒されていく。そのことを苦々しく思った村長は、ついに大々的な妨害工作を起こそうとする物語。
人間の心の奥深くに入り込み、自分をがんじがらめにしている古い観念を破壊しながら、さわやかな風が心に注ぎ込まれるのを感じられる映画だと思う。見終わったあと、登場人物たちとともに、自分も癒されているのがわかる。
ヴィアンヌを演じたジュリエット・ビノシュという女優さんの素敵な笑顔が、この映画の核になっている。そして彼女を支える老女を、イギリスの名優であるジュディ・デンチが演じている。
そしてジプシーとしてこの村に流れてきたルーというめちゃカッコいい男を、ジョニー・デップが演じている。ハラハラドキドキしながらも、最後は誰もが笑顔になれる映画だった。あまりにチョコが美味しそうだったので、今日は買い物ついでにチョコを買ってきた。明日に食べようっと!
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