逆風だとしても、無風よりいい
今月に入って1日置きに大掃除をしているので、肉体はかなり疲労が蓄積中。その分爽快さも増しているので、夜は布団に入ると身体の疲れとあいまって寝つきがすこぶるいい。
今日の大掃除はお風呂。といっても普段から入浴のあとは掃除をして水分を拭き取っているので、大掃除は普段手をつけていないところだけ。湯船の前部のスカートを外して見えない部分を綺麗にしたり、ドアのすきま等を掃除する程度。それでもそこそこ時間はかかるので、かなりいい運動になった。
しばらくは曇り空や雨が続くらしいので、それまでに外の大掃除を済ませておいてよかった。室内ばかりを残しているので、天気や気温を気にしないで気楽にやれる。今日妻とも話していたけれど、大変なものから先に手をつけるほうが絶対にいいと思う。
どうしても後半になると疲れが出るので、大物の掃除をあとに残しているとモチベーションが下がってしまう。面倒なことは先に片付けるべき。そうすれば心に余裕もできるので、残りの掃除を楽しみつつ、疲れを回復していけるからね。
どんなことでも、ただ漫然とやるだけではダメ。それだといつまでも古い習慣から抜け出すことができない。常に新しい方法がないものか、自分に問いかけていくことが大切。そんな気持ちを育ててくれる、素晴らしい本を読んだ。
『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』西野亮廣 著という本。キングコングというお笑いコンビの西野さんが書いた本。最新刊は『革命のファンファーレ』という本で、先日販売開始されてからわずか6日で、10万部を超えるベストセラーになっている。
もちろんその最新刊も読むつもりだけれど、まだこちらを読んでいなかったので先に手にした。この本はマジでオススメだよ! これからの時代どのように生きていくべきかについて、自分の人生を見つめ直す機会を与えてもらえる良作だと思う。
ボクが最も共感したのは、「向かい風はボーナスチャンス」だということ。ヨットは追い風だけでなく、帆を操作することで向かい風でも前に進むことができる。けれども無風だけはどうしようもない。
これを人生に当てはめると、向かい風状態でも無風よりずっといい、ということ。これはボクも普段からそう意識している。もちろん追い風のときは一気に前に進めばいい。だけど向かい風でも、人生における貴重な推進力を得ることができる。要するに自分の心しだい、ということだね。
この本のラストの文章に心がしびれた。とても素敵なので、勝手に抜粋させていただく。
以下抜粋〜
失敗したところで終わるから「失敗」が存在するわけだ。
何度失敗しようが、
その度に工夫し、
ネガティブな過去をポジティブなものへと転換し、
成功するまで続ければ、
それらの失敗は全て、成功のために必要な部品となる。
失敗なんて存在しない。
失敗を存在させているのは、いつだって自分自身だ。
たしかに、どうにもならないコトが世の中にはあるけれど、大丈夫。
大体のコトはどうにかなる。
あなたが何かに挑戦し、結果が出ずにジタバタしているとき、外野にいる連中は、「迷走しているの?」と、あなたのことを笑うだろう。
そんなときは、こう返してやればいい。
「うん、迷走しているよ。キミみたいに、誰かが舗装してくれた道を歩いていないからね」
大丈夫、きっと上手くいくよ。
コケたら起きればいい。
踏み出そう。
ドキドキしてる?
〜以上抜粋。
素敵な言葉だね。心にガンガンと響く。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。