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高羽そらさんインタビュー

この母親、最高やんか!

ようやく新しい小説の5回目の推敲が終了。4回目と同じく時間がかかったので、かなり焦った。今日は何がなんでもここまで終わりたかったので、とりあえずホッとした。

 

だけど締め切りまで時間がないので、ここ数日は正念場が続く。気合を入れ直そう。

 

ということで今週のブログは通常より約2割減(当社比)の分量になると思うw

 

さてそんな忙しい日々に追われた人たちが、ほっこりとできる素敵な映画を観た。

 

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『かあちゃん』という2001年の日本映画。原作は山本周五郎さんで、監督は市川崑さん。ボクの大好きな時代劇映画である『どら平太』と同じ組み合わせだよね。出演者も共通している人が多かった。

 

時代は天保の飢饉のころ。まっとうに働いている人でも、飢え死にしてしまうような状態。

 

そんなある日、若い泥棒が母親と四人兄弟が住む家に侵入した。近所の飲み屋で、ケチケチ暮らしをしながらお金を溜め込んでいるという情報を仕入れたから。ところが夜なべ仕事をしていたその家の母親に、若い泥棒は見つかる。

 

だけど役人に突き出されるどころか、ろくに食べていないだろうからと、うどんをすすめられる。そして泥棒が盗もうとしているお金の使い道を聞かされる。長男の大工仲間が貧困のあまり泥棒をして牢に入ることになった。まだ幼い子供がいる家族。

 

その大工が出所してきたときに商売ができて暮らしが立つようにと、この家族の5人が協力して貯めたお金だった。その泥棒はもともと心優しい青年だから、そんな大切なお金を奪うわけにはいかない。そのまま家を出ようとすると、その母親が言った。

 

「行くところがないのなら、うちで暮らせばいい。ひとりくらい増えても同じだから」

 

そうして若い泥棒と五人の家族の奇妙な暮らしが始まる。その6人のメンバーが上記にアップした写真。母親を岸恵子さん、そして心優しい泥棒を原田龍二さんが演じている。二人の演技は本当に素敵で、何度も笑い、何度も涙して、心が温まってポカポカになった。

 

この母親、マジで最高! 愛情の権化のような優しい人物だけれど、頭が良くて強い。ある意味出来すぎた話かもしれないけれど、そんなことを感じさせない主人公の魅力を、岸恵子さんが見事な演技で見せてくれている。マジでいい映画だったなぁ。

 

外は冬のように寒い気候だから、心の底から温まりたい人にはオススメの映画だよ〜!

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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