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高羽そらさんインタビュー

緊張しすぎて大変!

もしかして夏が来た? カレンダーやスマホがなかったら、ボクは3ヶ月ほど意識不明だったのではと思うくらい季節が進んでいる。

 

それでも神戸の最高気温は25度前後くらいだろう。昨日の天気予報では、京都の最高気温は30度の予想だった。シャレにならへん。

 

こんな気温のなか、必要なものがあったので久しぶりに神戸御影にあるニトリの大型店に行ってきた。土曜日なので、かなり賑わっていた。久しぶりに日用品や家具を見ていると、なかなか面白い。物を見るのって楽しいよね。

 

だけど若いころとちがって、体力のキャパがかなりヘナチョコ。気がついたときには、どっと疲れている。それでも果敢に家電量販店をのぞいたり、ショッピングモールで特売のトレーナーをゲットしたりした。おかげで帰ってからヘロヘロで、仕事がなかなかはかどらなかったなぁ。

 

そんな緊張感のない午後を過ごしていたけれど、昨日の午後は正反対だった。緊張しすぎて、マジで大変だった。それはある映画を観ていたから。

 

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『キャプテン・フィリップス』という2013年のアメリカ映画。2009年にソマリア沖で発生した「マースク・アラバマ号」乗っ取り事件を、実話にもとづいて映画化した作品。その貨物船の船長であるフィリップスをトム・ハンクスが演じている。

 

ソマリアは内戦が続いていて、政情は不安定。そして海賊による略奪が常に警告されている海域。ボクも噂には聞いていたけれど、その実態を詳しく知らなかった。だけどこの映画を観たことで、その一端を知ることができた。これが実話だと思うと、身体が震えそうなほど怖い。

 

ソマリアの海賊は、わずか4人で奇襲をかけてきた。それでも大型の貨物船を乗っとることができる。なぜなら一般の貨物船は武器を携帯していないから。ボクはどうして攻撃を防ぐのか、興味津々で映画を観ていた。

 

唯一対処できるのは放水。近づく漁船に水を浴びせかけることで、乗船されるのを防ごうとする。すぐに軍隊が到着しなくても、いかにもすぐ来るような無線の演技も船長はやっていた。なぜなら海賊は船の無線を傍受しているから。

 

だけど結局は乗船されてしまう。次に船長が取る対策は、乗員を隠すこと。もっとも避けるべきは、人質になることらしい。ソマリアの海賊は民間人を人質に取ることによって、船主がかけている保険から身代金を出させる。それで莫大な金銭を得ることができる。ついでに船と積荷をゲットできたら、その海賊行為は大成功ということになる。

 

船長は3万ドルを提供することで、なんとかこの危機を逃れようとする。だけど海賊がさらなる欲を出したことで、乗組員の逆襲に遭う。海賊のボスが拘束されたことで、無事に終わるかと思った。

 

ところが救命艇を使って海賊たちを海に出そうとしたとき、船長が人質になってしまう。ここまでだってかなり緊張して観ていた。そのうえフィリップスが人質になったものだから、映画の後半はもう大変。

 

軍隊が出動して船長を救出するラストまで、ずっと緊張が続いた。このあたりの海賊と軍隊、さらにフィリップスの駆け引きがめちゃめちゃ面白い。アメリカ軍の狙撃にそなえて、フィリップスは家族に消息を伝えるふりをしながら、自分が救命艇のどのあたりに座っているかを伝えたりする。

 

この映画の素晴らしいところは、海賊たちを完全な悪として扱っていないこと。政情不安によって、普通に生きることさえままならない。彼らが海賊をしなければならない苦しい状況も、4人の海賊を通じて描かれていた。

 

海賊のリーダーであるムセを演じたバーカッド・アブディの演技は見もの。彼の演技によって、この映画の緊張感は最初から最後まで保たれていたと思う。本当に素晴らしい映画だった!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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