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高羽そらさんインタビュー

殺したいけれど、死なない女

昨日の午後7時ころになって、短い時間だけれど強烈な雷雨があった。ほんの小一時間だったと思う。

 

でもかなりの雨量だったし、すでに日も沈んでいる。だから一気に気温が下がって、吹き込む風が天然のエアコンになった。おかげで扇風機をつけることなく、やや肌寒さを感じながら気持ちよく眠ることができた。辛い暑さが長期間続いていたから、本当にうれしかったなぁ。

 

今日もそこそこ気温は上がっていると思う。だけどその冷たい風が残っていて、かなり快適に過ごすことができた。やはり猛暑日じゃないと仕事がはかどる。今日の午前と午後で、8000字ほど書くことができた。

 

しばらく猛暑日になることはなさそう。ところが台風が近づいている。雨が少ないので、基本的に台風は歓迎。気温の上昇も抑えてくれるだろう。

 

だけど気になるのが台風の進路。当初の予想から南寄りに変わって、どうやら近畿を直撃しそうな気配。さらに南へずれると、先日の豪雨で被災している岡山や広島を直撃しそうな雰囲気もある。さすがにこれはヤバい。

 

台風は成長しているので、かなりの雨と風になりそう。よりによって中国地方を狙わなくてもいいのにね。自然というのは容赦ないもの。とにかく各地で万全の準備と対策をするしかないよね。大きな被害が出ませんように。

 

さて、なかなか上質なコメディ映画を観た。ブラックコメディになるのかな? 期待しないで観たけれど、思っていたより爆笑してしまった。

 

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『殺したい女』(原題:Ruthless People)という1986年のアメリカ映画。この映画、冒頭の設定がとてもいい。

 

事業家のサムは、自分が働いていた会社社長の娘と結婚した。なぜならその上司は大金持ちで、今にも死にそうだったから。要するに財産目当て。

 

ところが妻の父は15年も生きて、散々な目にあった。仕方ないので自分でも財産を築いたが、義父の財産はそれをはるかに超える。だけど妻がピンピンしているので、自分のものにはならない。

 

もともと愛情なんてない。財産目当てだから早く死んで欲しい。そこで殺害を計画して自宅に戻ってくる。ところが妻はいない。

 

なんと自分が妻を殺そうと思っていたその日に、妻は誘拐されていた。そして犯人は多額の身代金を要求してくる。もし拒否すれば、すぐに妻を殺すとのこと。

 

サムにしてみれば願ったり叶ったり。自分の手を汚すことなく、妻を殺してもらえる。だから身代金を渡すフリだけしていて、犯人が殺害してくれるのを心待ちにしていた。

 

ところがその犯人は、虫も殺せない優しい人間。だから妻を殺すどころか、身代金を減額してくるというチキンだった。サムは妻を殺してくれない誘拐犯にイラつく。だけどサムの妻のバーバラはただ者じゃない。

 

自分に対して身代金を渋るだけでも腹が立つのに、サムに愛人がいることも知る。そこで誘拐犯と手を組むことで、サムをやり込めようとする物語。よくあるパターンだけれど、俳優さんが素晴らしいのでめちゃ笑ってしまった。

 

誤解が誤解を生み、物語が突拍子のない方向へどんどん進んで行く。よくできたストーリーで、伏線も完璧に回収されている。

 

サムを演じたダニー・デヴィートはハマり役。『ツインズ』での演技を思い出した。そしてバーバラを演じたベット・ミドラーが最高だった。彼女が登場してから、この映画が一気に面白くなった。

 

そして誘拐犯の若い夫婦もいい。夫のケンを演じたジャッジ・ラインホルドは『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのファンの人なら、刑事のローズウッド役で馴染みがあると思う。

 

そして妻のサンディを演じたへレン・スレイターは『摩天楼はバラ色に』という映画で、マイケル・J・フォックスの恋人役を演じた女優さん。80年代の雰囲気がプンプンする素敵な俳優さんだと思う。

 

特に感動するわけじゃないけれど、夏の暑い日に見たらスカッとして涼しくなるかも。なかなかよくできた作品だと思う。

 

あっ、そうそう。『インディペンデンス。デイ』という映画で宇宙人と戦う大統領を演じたビル・プルマンが、ちょっとドジな役で出演している。これが彼のデビュー作とのこと。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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