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高羽そらさんインタビュー

ボクのくしゃみで誰かが風邪をひく

台風の影響なのか、しばらく隠れていた夏が戻ってきた。まだ湿度は低いけれど、神戸の最高気温は34度を超えている。今夜は久しぶりの熱帯夜になりそう。

 

ある程度覚悟はしていたけれど、ちょっと辛いな。でもまだ8月だから仕方ないよね。まぁ、ひと月ほどの辛抱だろう。

 

昨年の今日のブログを見ると、注文していた外付けキーボードが到着した記事だった。MacBook Airの『I』の文字が入力できなくなって、仕方なく購入した。1年経ったけれど、まだそのキーボードを毎日使っている。

 

使いやすいというわけじゃなく、MacBook Airのキーボードが故障したままだから。パソコン自体は元気なので、こうして使うしかない。そして先日からキーボードと同様に、MacBook Airの仲間に加わったものがある。それは充電器。

 

ほぼ5年間毎日使っていた充電器のコードが劣化して、電線がむき出しになってきた。ビニールテープで補修して使っていたけれど、さすがに使いづらい。そこでアップルの純正品じゃないけれど、新しい充電器を購入した。

 

もう3日ほど使っているが、発熱等の問題もなく無事に充電できている。ただ純正品とちがって充電に時間がかかるのが難点かな。毎日起床とともに充電器につなぎ、朝食と掃除の時間に充電していた。それでフル充電できて、翌日まで使うことができる。

 

だけど新しい充電器は、その倍ほど時間がかかる。だから出かける日はフル充電できないので、昼過ぎにもう一度充電する必要がある。それがちょっと面倒かな。まぁこんなものは慣れなので、すぐになじむだろう。

 

さて、一度観たことがあるはずなのに、素晴らしい映画だという記憶のなかった作品を観た。ボクの記憶なんていい加減なものだ。

 

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『バベル』という2006年のアメリカ映画。数々の賞を受賞して話題になり。ボクも少し遅れてから観た。だけど当時のボクが未熟なのか、それとも記憶力に問題があるのか、こんなにいい映画だとは思わなかった。

 

いわゆる群像劇で、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、エル・ファニング、そして日本からは役所広司、菊地凛子が出演している。

 

バベルというのは旧客聖書から取られたもの。バベルの塔を立てようとした人間に対して、神は怒りを見せる。旧約聖書の神は、とにかく怒りっぽい。それで人間の言葉をいくつも作り、簡単にコミュニケーションを取れないようにした。それで人間は世界に散らばったという故事。

 

だからこの映画では、知らない外国で言葉が通じない人、聾唖によって意思を伝えられない等、コミュニケーション阻害がテーマとなっている。だけど元はひとつの人間だったから、どこかで繋がっているという物語。

 

モロッコで銃を試し撃ちした少年によって、アメリカ人の女性が重傷を負う。その一家はその事件によって崩壊してしまう。

 

女性は最終的に一命を取りとめるけれど、そのことによって、メキシコから密入国して真面目に16年も暮らしていた女性が強制送還される。

 

モロッコの銃は、日本人のハンターがモロッコのガイドに譲ったものだった。その男性は、妻を銃による自殺で亡くしている。男性の娘は聾唖の高校生で、母の自殺を目撃したことで心に大きなトラウマを抱えている。

 

というように、まったく遠く離れたモロッコ、アメリカ、メキシコ、そして日本で、知らない誰かの人生がどこかでつながっている。何か一つうまくいっていれば、誰もが普通に幸せに暮らしていたかもしれない。だけど一発の銃弾によって、何人もの人生の歯車が狂ってしまう。

 

いわゆる『バタフライエフェクト』がテーマになっている。突っ込みどころがないわけじゃないが、編集が効果的なので最後まで物語に集中することができた。


あぁ、あの作品か、という過去の映画に対する先入観は捨てたほうがいいかもしれない。とても素敵な作品だった。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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