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高羽そらさんインタビュー

こんなイジメは復讐するべし

神戸の気温は32度くらいなんだけれど、湿度が高いのでかなり辛い。風もあまり吹かないから、久しぶりに汗びっしょりになって仕事をしている。

 

今日を入れて8月も残り3日。仕事は思っているとおりに進んでいるけれど、かなりあせっている。なぜなら物語が想定外の展開を見せ出したので、着地点が見えないから。

 

そのうえ土曜日に予定を入れてしまったので、そのしわ寄せが明日に来る。その分は仕事の時間が削られるので、さらにあせっている。せめてもう少し涼しくなってくれたら仕事しやすいのになぁ、と天候に依存したくなるけれど、それは言いわけ。どんなに暑くても、ひたすらやるしかない。

 

今はホラーを書いているので、こんなときはホラー映画を観るようにしている。パクるためじゃないからねw

 

刺激を受けるために、できる限りホラーやサスペンス色の濃い映画をチョイスしている。そこで見本となる懐かしい映画を観た。久しぶりだけれど、もう何度も観ている。

 

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『キャリー』という1976年のアメリカ映画。2013年にリメイク版が公開されているけれど、やはりこちらが元祖。ボクにとって、キャリーの役はシシー・スペイセク以外は絶対にダメ。彼女の雰囲気があってこその映画だと思う。2013年版は観てないけどw

 

この映画を観るといつも思う。イジメというのは昔も今もあるということ。やり方はちがっても、そこにある本質は同じ。マジョリティがマイノリティを排除しようとする愚劣な行為。特にこの映画のイジメは、本当にタチが悪い。

 

ラストで自分が笑い者にされていることを思い知ったキャリーが、パーティー会場にいたほとんどの人を殺してしまう。悲惨なシーンだけど、いつもボクはキャリーを応援してしまう。皆殺しにしてしまえ、と思って観ている。

 

人間の愚かさや残酷さが、見事に描かれている作品だと思う。スティーブン・キングのエッセイに書いてあったけれど、この作品を書き始めたとき、つまらないと思ってすぐにゴミ箱行きになったらしい。

 

ところが掃除をしていた妻が原稿を見つけて、面白いから続きを書くようにと言った。女子高生の気持ちはわたしが教えてあげる、と言ったらしい。当時は売れない作家で没原稿の山に埋もれていた彼は、妻の言うとおりにこの作品を仕上げた。それが認められて、スティーブン・キングという世界的なベストセラー作家が誕生している。原稿がゴミのまま捨てられなくてよかったね。

 

この映画を観る楽しみは、若いウイリアム・カットとジョン・トラボルタに会えること。タイプのちがうイケメンだけれど、どちらも大好き。『ビック・ウェンズデー』のウイリアム・カットを見たら、男でも惚れちゃうからね。

 

ジョン・トラボルタはこの映画の翌年に『サタデー・ナイト・フィーバー』に出て、その翌年に『グリース』に出演している。まさにこれから飛び立とうするときの映画が、この『キャリー』だったんだね。

 

久しぶりに観たら、いい刺激になった。あのラストは、やっぱりいいよ。ホラーを書くなら使いたくなるシーンだと思う。やっぱりホラー映画の名作だよね。そういえば原作を読んだことがない。ぜひ読んでみよう。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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