ダジャレはコンピュータを狂わせる
また台風が来ている。それも予報円の中心を進めば、神戸を直撃するコースになっている。かなり大きな台風なので、これはかなりヤバい。
今回兵庫県に上陸したら、今年になって3回目だからね。とりあえず明後日の火曜日は外出できそうにないので、今日の買い物で引きこもりできるように準備しておいた。まぁ、外出できない分、みっちり仕事ができるだろう。
1日2回ブログを書いているけれど、今月に限り、自宅にいる日は午前中のブログを休んで仕事をすることにした。どうしても今月中に新作小説を仕上げなくてはいけないので、その時間を仕事にあてることに決めた。
火曜日は外出日の予定なので、本来なら朝のブログを書く日になる。だけど台風で出られないとしたら、仕事をしようと思っている。だから明日から3日連続で朝のブログはお休みになるかも。とりあえずお金になることに時間を割かなければ食べていけないからね。
お尻に火がついているのは仕事だけでなく、図書館で借りている本も同じ。返却期限が近づいている本が手元に6冊もあって、ちょっと焦っている。昨日、ようやくその1冊を読了した。
『ダーク・タワーⅣ 魔導師と水晶球』上巻 スティーブン・キング著という本。
全部で7部あるダーク・タワーシリーズも、ついに第4部まで来た。この第4部は文庫本で上・中・下の3巻に分かれている。昨日はその上巻を読み終えた。
このシリーズの過去のブログについては、自殺願望のあるコンピュータという記事を読んでいただければ、過去記事がわかるようになっている。
第3部のラストで音速で走る狂った列車に乗り込んだ、ローランド、エディ、スザンナ、ジェイク、オイという4人と1匹の仲間。列車を走らせているのはブレインというコンピュターで、自殺願望がある。
ただナゾナゾが大好き。それでナゾナゾでブレインを打ち負かせば、無事に目的地まで届けてもらえる。だけどすべてのナゾナゾにブレインが答えることができたら、全員を殺すという取り決めが成立した。
ローランドたちは必死で問題を考えるが、無限大の問題と答えを記憶しているブレインに勝てる見込みがない。そこでエディがあることを思いつく。異世界に来る前のニューヨークにいたときに友人たちとやり取りした、下品なダジャレ満載のナゾナゾをブレインに出した。
ナゾナゾを高貴だと考えているブレインにとって、下品なダジャレを口にしたくない。答えはわかるけれど、それに答えたくないという葛藤に苦しむ。だけどそうすれば勝負に負けてしまう。結局そのことでコンピュータの回路がおかしくなり、ブレインは破壊されてしまう。もう数分遅かったら、ローランドたちは列車ごと粉々になっていた。
それが上巻の前半で、後半はローランドの子供時代の話になる。そこでようやく、ローランドのいる中間世界に何があったのか、そしてなぜ暗黒の塔を目指すのかが、明らかになるらしい。今まで隠されていた謎が少しずつわかってきて、かなりワクワクしている。
どこかの掲示板サイトでこの物語のスレッドを立ち上げて、ダークタワー・オタクの人たちと語り合いたい気分。それほどこの世界は不思議で魅力的な雰囲気に満ちている。ローランドの初恋の人であるスーザンがようやく登場した。中巻では、二人の恋の行方がわかるだろう。まぁ、待っているのは悲劇なんだけれどね。
とにかく他の本に追われることになるので、しばらくはこの物語から離れるしかない。でも楽しみが残っているから、読書のモチベーションが上がるよなぁ。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。