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高羽そらさんインタビュー

魔に通じる異次元の扉が開いた

今年のNHK大河ドラマの『いだてん』なんだけれど、みんなどうなんだろう?

 

ボクはしばらく離れていた大河ドラマに5年ほど前から完全復活している。視聴率がイマイチだった『花燃ゆ』でさえ、ボクはとても面白く観ることができた。

 

だけど今年の『いだてん』に関して言えば、年末まで続けれるか不安になってきた。今日の午後に昨日放送された第4回目を観たけれど、もう眠くて、眠くて。45分が限りなく長く感じられて辛かった。

 

これまでとちがう時代設定で、主人公がいわゆる歴史上の著名人でないことはわかっている。それゆえにかえって物語の世界に強い関心を持っている。だけど何が合わないのかよくわからない。ストーリー展開なのか、演出方法なのか、それとも俳優さんの演技なのか。

 

とにかく物語との距離感が離れすぎていて、その世界へ入り込むのに苦労している。他の人はどうなんだろう? 楽しめているのかな?

 

まだ投げずにもう少し観るつもり。でも春になって今と同じ感覚しか持てなかったら、今年の大河ドラマは離脱するかもしれないなぁ。

 

同じく最初はとっつきにくい世界観で始まるんだけれど、ぐいぐいと引き込まれていく物語がある。

 

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『IT』1 スティーブン・キング著という小説を読んだ。タイトルの『IT』はネット用語じゃなくて、『それ』という意味。『それ』という言葉でしか表現できない恐ろしい『何か』を指している。

 

1という数字にあるとおり、これは4まで続く大長編。まだ物語は始まったばかりなんだけれど、1冊目で完全にハマってしまった。スティーブン・キング作品の完成制覇を目指しているけれど、この作品はボクのランキング上位に残りそうな気配。

 

彼の作品は、いくつかのパターンに分かれる。この小説はボクが大好きな『ダークタワー』シリーズの関連作品なのはまちがいないと思う。そういう意味では、著者のライフワークである『ダークタワー』シリーズを先に読んでおいてよかったかも。

 

この作品はアメリカのメイン州にあるデリーが舞台。この街では25年〜27年間隔で異様な事件が起きる。子供を中心にして大勢の人間が殺される。それも身体を引き裂かれるという凄惨な殺し方。

 

1958年に11歳の子供だった6人の少年と1人の少女が、今のところこの物語を動かしている。この時代にデリーで事件が起き、大勢の子供たちが亡くなっている。この7人もその悪魔に襲われそうになったが、どうにかして切り抜けている。その詳細はまだ書かれていない。

 

1985年になって再び次のサイクルがやってきた。魔に通じる異次元の扉が開いたらしい。7人のうちただ一人デリーに残っていたマイクが、他の6人に電話をかける。もし『ヤツ』が再び現れたら、何があっても故郷に集まることを約束していたから。

 

その6人は有名な作家、世界的な建築家、事業家、ラジオのジョッキー等、デリーを離れてそれぞれに暮らしていた。だけどマイクの電話によって、悪魔に引き寄せられるように故郷へと戻る。この第1巻では、彼らの子供時代の1958年に何が起きたのか語られている。まだ一部だけれどね。

 

殺人鬼の正体は、そして目的は不明。だけどピエロの姿をしていて、この世のものではない。そして恐ろしい怪鳥も登場する。とにかくこれは『ダークタワー』シリーズに登場する闇の住人たちなのはまちがいない。

 

とにかく扉は開いた。そして新しい犠牲者も出ている。さてさて、第2巻ではどうなっていくのだろう? ここのところ『ミレニアム』シリーズの続編、そして『リング』の続編と読んでいるところへ、この『IT』シリーズが参戦してきた。しばらくはシリーズ漬けになりそうだなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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