今日のブログはホラーづくし
いまボクがもっとも注目しているミュージシャンは、ビリー・アイリッシュという女性。つい先日にデビューアルバムがリリースされたばかり。
『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』というタイトルで、3月29日にリリースされたとたん、全米と全英でいきなりアルバムランキングの1位を記録した。まだ17歳だよ〜〜!
でもどうよこのジャケット。夜中にひとりで見たらビビるからね。ボクが初めてビリーの曲を聴いたのは、多分去年だったと思う。とにかくショッキングな映像で、曲よりもビデオに惹きつけられてしまった。とにかくダーク、ダーク、ダークという雰囲気。それがまたカッコいい。
そんなアホな、という人のためにこのビデオを紹介しておこう。『Bury a Friend』という曲。まるでホラー映画のような雰囲気。
ついでに最新曲の『Bud Guy』という曲もアップしておく。こちらは先ほどよりソフトだけれど、鼻血まみれのビリーが登場するwww
すでにワールドツアーを始めていて、その映像をチェックしてみた。これがめちゃカッコいい! 17歳だけれどアイドルのような雰囲気なんてまったくない。独自の世界観を持っていて、カリスマ性を強く感じる。ステージの演出もまさにホラーで、めちゃめちゃ楽しい。
ボクのイメージに重なるのは『ドラゴンタトゥーの女』という小説の主人公であるリスベット・サランデル。もしリスベットがハッカーでなくミュージシャンだったら、このビリー・アイリッシュのようになったと思う。曲も独特でいいんだよね。しばらくハマりそう。
今日はホラーの雰囲気に満ちたブログなので、面白かったホラー映画を紹介しておこう。
『インディアス』2010年のアメリカ映画。なんとこの映画は、体外離脱を扱った作品だった。知らなかったなぁ。
引っ越したばかりの家に霊現象が起きる。ポルターガイストのようなことが頻繁に起き、やがて妻は幽霊の姿を見るようになる。3人の子供たちも幽霊の影響を受けて怯えている。夫は信じようとしないが、ついに事件が起きてしまう。
長男が目覚めなくなった。外傷も脳にも異常がないのに、眠ったままで昏睡状態になってしまった。医者も匙を投げてしまう。困り果てた夫婦に、夫の母親がエリーズという霊能者を紹介する。
エリーズによると、長男のダルトンは体外離脱を無意識にやってしまう。肉体を抜け出たとき、悪魔に囚われて戻れなくなってしまった。それで主人のいない少年の肉体に悪霊たちが取り憑こうとしていた。
ダルトンの体外離脱は、父親であるジョシュの遺伝だった。ジョシュも幼いころに同じ経験をしていて、なんとか自分の肉体に戻っている。だけど二度と体外離脱をしないようにエリーズに記憶を封印されていた。
だけど息子のダルトンを助けるには、体外離脱をして死者の世界へ行くしかない。ジョシュは体外離脱することを決め、息子を探しに行く。だけどその世界には、恐るべき悪魔が待ち受けていた。
なかなかよくできた物語で、体外離脱を扱っているのでその雰囲気がボクにはよくわかる。きっとこの物語を創作した人は、体外離脱の経験があるんだと思う。ラストはとてもヤバい状況で終わっているので、ハッピーエンドのように見せかかけておいて続編を匂わせてある。
実際に完結まで、このあと2本の作品が作られている。ジョシュを演じたパトリック・ウィルソンはとても良かった。そして妻役を演じたローズ・バーンも彼女らしい素晴らしい演技だった。続きが気になるので、機会があれば観たいと思う作品だった。
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