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高羽そらさんインタビュー

他者への想像力を育てる方法

先日、かなり久しぶりに怒り狂った。プシューと吹き出した怒りの蒸気で、加湿器が必要ないくらいだったw

 

そのひとつはマンションの管理会社がポストに入れた文章の書き方。

 

もうひとつは、その文章について問い合わせたときの担当者の言葉。

 

どちらにも共通しているのが、他者への想像力の欠如。つまり顧客目線から遠く離れているということ。自分が書いた文章や発した言葉が、相手にどのように伝わるかという想像力がまったくない。自分の立場を正当化することしか考えていない。

 

何もクソ丁寧に文章を書いたり、言葉を話せといっているわけじゃない。こう書けばこんな風に誤解されるかもしれない、こう話せば真意が伝わらないかもしれない、という程度の想像力を働かせるべきだと言っているだけ。それは他者に対する思いやりということ。

 

普通に書いたり接すれば簡単に済むことなのに、かえって話をややこしくしている。ボクに電話で怒られて、ようやく先方も自分の非礼を認めた。他者への想像力という部分を理解してくれたかどうかわからないけれど、その後に届いた文章を見る限りはわかってもらえたと思っている。

 

もちろんボクだって完璧な人間じゃない。配慮しているつもりでも、他者への想像力が欠如した言動や行動をとってしまうかもしれない。それでも大切なものだと自覚しているので、できる限り注意するようにしている。

 

この他者への想像力というものは、意識して育てていけるものだと思う。大手出版社である幻冬舎社長の見城さんが、他者への想像力を育てるのに最適なのは、恋愛だと著書に書いておらえた。

 

どうすれば恋人が喜んでくれるかを全力で考えることで、相手の気持ちを想像する力が身についてくるということだろう。たしかに恋愛は最適かもしれない。

 

でもボクのオススメは少しちがう。もし他者への想像力を育てたいと思ったら……。

 

ペットを飼うのが最適だと思う。それもできることなら、絶対に『猫』がいい!!!

 

動物は言葉を話せない。お腹が痛くても、頭痛を抱えていても、人間のように話してくれない。お腹が空いたり、喉が渇いたりも言葉にできない。だから人間は必死になって動物の気持ちを想像する。

 

ちょっとした仕草や毛づくろいの様子、遊び方や歩き方を見て、どこか問題がないかを真剣に見つめる。経験的にわかることもあるけれど、そのほとんどは想像力に頼るしかない。

 

特に猫は犬とちがって、感情表現がストレートじゃない。どこかクールで冷めているので、喜怒哀楽の表現がかなり個性的になる。喜んでいると思っていたのに、突然怒り出すことだってある。猫の考えていることは、本当に不可思議で悩んでしまう。だからこそ想像力が必要なんだよね。

 

他者への想像力を育てたいと思う人がいるなら、ぜひ猫と暮らしてみよう。ただし猫は、人間の想像をはるかに超える行動をするからね。そういう意味では、既成概念をぶっ飛ばしてくれるかもしれないよ〜!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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