息抜きにはイケメンがいいかも
実をいうと10月に入って疲れを感じている日が多い。その理由は秋の大掃除。
我が家は12月ではなく秋に1年の大掃除をやってしまう。といっても掃除だけをするわけにはいかないし、まとめてやったところで集中力が持続しない。それで1日置きに2時間を限度として大掃除をやっている。だから来月の中旬までは大掃除が続くことになる。
日常の掃除は毎日やっているので、それほど苦にならない。考えごとをしながらでも掃除できる。だけど大掃除になるとそうもいかない。1年ぶりにやるところなので、頭も体力も使う。だから普段よりちょっと疲れている。
そんなときは息抜きが大切。もってこいなのが映画。あまり重い作品だと余計に疲れるので、心がスッキリとするものがいい。今日ある映画を観ていて思ったけれど、美人が登場する映画よりも、イケメンの大活躍する作品のほうが息抜きに最高なのを知った!
『仮面の男』(原題:The Man in the Iron Mask)という1998年のアメリカ映画。
舞台は17世紀のフランス。過去のフランスで最高の王と慕われたルイ14世と三銃士の活躍を描いたフィクション。これがめちゃめちゃ面白かった!
17世紀のフランスに鉄仮面伝説というものがある。バスティーユ牢獄に『ベールで顔を覆った囚人』がいたそう。その人物について様々な憶測や伝説があって、それをこの作品のモチーフにしている。
物語の設定としてルイ14世は双子だったということになっている。ところが将来の王権争いを危惧した家来の進言によって、弟のフィリップは罪もないのに幽閉された。顔を見られるとまずいので鉄仮面をつけられている。
ところが兄のルイ14世はどうしようもないひどい男。部下の恋人は平気で奪うし、そのためには殺すことも平気。さらに民衆がどれだけ苦しんでいようと、暴動を起きたら射殺するように命じていた。
そこでルイ13世に仕えた三銃士が立ち上がる。ただ時代はルイ14世の時代なのでかなりのオジサンたち。アトス、アラミス、ポルトスの三銃士は、牢獄からフィリップを救い出して王をひそかに入れ替えようとした。
ところが三銃士の味方であるはずのダルタニアンがそれを阻止しようとする。そして王も、弟が自分に成り代わろうとしているのに気がつく。ここから後半にかけて、登場人物たちが大活躍することになる。
良かったのは三銃士とダルタニアンの4人。このオジサンたちが超絶にカッコいい。ボクのお気に入りはアトスを演じたジョン・マルコビッチと、アラミスを演じたジェレミー・アイアンズ。ジェレミーなんて『ダイハード3』ではテロリストの役だったのにね。
でもこの映画で最高なのは、ルイ14世とフィリップの双子を一人で演じたまだ若いレオナルド・ディカプリオの演技。180度性格のちがう人物を、まったく違和感なしに演じきっていた。彼はマジで天才だよね。この映画は彼なしにはできなかったと思う。
4人の銃士とレオ様のイケメンたちを見るだけで、今日の午前中の大掃除の疲れがぶっ飛んでしまった。疲れたときは美女よりもイケメンのほうがいいかもね〜〜www
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