音楽は『曲』より『誰』重視かも
ボクはバンド経験があるから、音楽は一人でやるよりグループで演奏するほうが圧倒的に楽しいことを実感している。
そう思ってバンドを続けていても、いつしか離れてしまう。ボクが初めて組んだバンドはハードロック。でもボクはポップス的な音楽がやりたくなって、なんとなく距離を置くようになった。
でもいま思えば、音楽性のちがいなんて言い訳でしかない。別の中学校の連中と組んだバンドだったので、結局はコミュニケーション不足が大きな理由だったんだと思う。つまり『曲』の内容より、「誰』とやりたいのかが大切だということ。
元ビートズルのポール・マッカートニーは、常にある人物を追い求めていた。それで様々なミュージシャンと組んできたけれど、おそらく彼は満足していないと思う。なぜなら彼が求めていたのはジョン・レノンだから。
昨日、あるバンドのコンサート映像を観た。2013年に解散したジョナス・ブラザーズというバンド。ブラザーズという名前のとおり、ケヴィン、ジョー、そしてニックという3人兄弟のバンド。
彼らが昨年の2019年に再結成した。そして発表したニューアルバムは大ヒットとなってる。その再結成ライブをドキュメントにした作品。
『ハピネスは続く: ジョナス・ブラザーズ コンサート』という2020年のドキュメント映画。先月の末に配信さればかりの、できたてホヤホヤの作品。2019年から2020年にかけて行われた北米ツアーを中心にまとめてある。
ボクはジョナス・ブラザーズというバンドについて、昨年に再結成されるまでくわしく知らなかった。だけどDNCEというバンドが大好きで、ずっと聴きまくっていた。その中心メンバーがジョー・ジョナスで、3兄弟の次男だった。
DNCEがしばらく活動休止と知ってビックリ。その理由がジョー・ジョナスがジョナス・ブラザーズの再結成に参加するからという理由。
よしそれならニューアルバムを聴いてやろう。そう思って彼らの音楽を耳にして、すっかりファンになってしまった。さすが兄弟。声の質が似ているからハーモニーが美しい。
このドキュメントもうまく編集されていて、ライブの臨場感だけでなく、解散から再結成までのいきさつが彼らの口から語られていた。いろいろ理由はあったけれど、結局は『誰』とステージに立ちたいか、ということ。
予想はしていたけれど、本当にすごいライブだった。いまはコロナの影響で無理だろうけれど、もし来日することがあったら絶対に参加したいと思うほど。
やっぱりコンサートはいいよね。大勢の観客が楽しそうにしている姿を見て、1日でも早くウイルスが終息してライブが復活すればいいなと心から思った。生で聴く音楽ほど素晴らしいものはないからね。
ジョナス・ブラザーズって誰やねん?
そう思った人のために、ホットなナンバーを紹介しておこう。このライブ映像でもアンコールの最後に演奏されて最高に盛り上がった曲。タイトルは『Sucker』という大ヒット曲。めちゃ踊りたくなる曲だよ〜〜! ボクは踊れへんけどwww
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