弁護士=人格者じゃない
大手弁護士法人である『東京ミネルヴァ』が破産した。消費者金融の過払金回収を斡旋するCMで有名だった会社。
このニュースを見て、数年前の出来事を思い出した。あるところから、身に覚えのないことで郵便が届いた。気になったので連絡を取ると、担当者が休んでいるので翌週に連絡するとのこと。
だけど翌週になって電話をしてきたのは若い男性の弁護士。『東京ミネルヴァ』と同じく、過払金の回収をメインとしている有名な弁護士法人だった。
ボクの誤解や錯誤があってはいけないと思い、きちんと話を聞こうとした。だけどその弁護士は上から目線で向こうの主張をまくし立てる。それも法律的に根拠のないことばかり。しばらく我慢したけれど、ボクは途中で完全にブチ切れた。
それでボロクソに言い返して電話を切ると、相手の主張が法的根拠のないことを調べ、内容証明郵便を書いて送りつけた。それっきりで何の連絡もないwww
まるで暴力団と変わらないような悪質な弁護士だと感じた。今回の『東京ミネルヴァ』倒産の記事を読んで、その感覚は正しかったかもしれないと思った。
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇
『東京ミネルヴァ』は今月の24日に51億円の負債を抱えて破産申請した。ところがその破産報道を受けて、東京弁護士会は驚く事実を公表した。
消費者金融に対する過払金を請求していてたのは事実らしい。ところが本来は被害者に支払われるべき30億円の過払金を、この事務所は勝手に流用していた疑いが出ている。東京弁護士会は被害者の臨時窓口を設置した。
もしかしたらとんでもない大事件になる可能性がある。
その30億円を流用していたのは、『東京ミネルヴァ』を実質的にコントロールしていた広告会社らしい。リンク先の記事によると、この広告会社の経営者は、消費者金融の武富士で支店長を務めていた人物だった。
つまり過払金の加害者側である消費者金融の関係者が、弁護士事務所を支配して過払金の回収を進め、そのお金を被害者に渡さず私的に流用していたということ。この記事のタイトルにあるように、破産した弁護士法人の闇は底知れない。
弁護士というのは不当な訴えから個人を守ってくれる存在。だから感覚的には弁護士=人格者だと思っているところがある。
だけどこの連中は被害者の窮状につけ込んで、支払うべき金銭をかすめとっていた。なんて非道なやつらなんだろう。ボクに電話をかけてきた弁護士も、きっと同じようなことをやっているにちがいない。知らんけどwww
いまは弁護士の資格を取っても、食べていける時代ではない。だからこのようなことが起きる。真面目に活動している弁護士さんにすれば、今回の出来事は風評被害になりかねない。徹底的に事実を解明して、同じことが二度と起きないようにしてほしいと思う。
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